11月は玄関を整えるのに絶好のタイミングです。ドアやたたき、靴箱、マット。少しのお手入れだけで、「わ、気持ちいい!」と感じられる空間に変わります。11月のうちに整えておけば、年末の大掃除は「軽く掃く+ふくだけ」ですみ、あわてる必要もありません。今回はクリンネスト1級の資格をもつあゆみさんに、玄関がパッと明るく華やぐお手入れ法を教えてもらいました。

すっきり玄関
11月にしておきたい玄関のお手入れ4つ。クリンネストのあゆみさんが紹介します
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1:玄関ドアは古布を使えばぞうきんいらず

玄関

玄関ドアの表面は、日々のホコリや雨の汚れが積もりやすい場所です。まずはぬるま湯に中性洗剤を少量溶かし、古布を使って丁寧にふき取りましょう。古布を使えば、ぞうきんを何度も洗う手間もなく、環境にも優しく掃除をすることができます。

とくに溝やパッキン部分は汚れがたまりやすいので、古布を数枚用意しましょう。汚れたら都度きれいなものに取り換えながら掃除をすると、汚れが広がりません。

年末の大掃除では、乾いた布で軽くふいてツヤを出すだけで十分。ドアがいつもピカピカの状態だと、玄関全体の印象も明るくなります。

2:玄関(たたき)の砂や泥をしっかり取り除く

玄関 ほうき

玄関のたたき(靴を脱ぎ履きするスペース)は、外から持ち込まれる砂や泥がたまりやすいので気づかないうちにひどい汚れになっていることも。まずはホウキなどで全体を掃き、角や細かい溝はハケや使い古しの歯ブラシで丁寧に取り除きましょう。

そのあと、中性洗剤を薄めた水で汚れを落とし、汚れがひどいところはブラシやたわしを使ってかき出します。最後に乾いた布でしっかりとふき上げれば、完成。

こうしておくと、年末の大掃除では「軽く掃く+乾ぶき」だけで清潔感を出すことができ、家に入った瞬間に気持ちのいい玄関が迎えてくれます。