窓のサッシ掃除は「寒さが本格化する前がおすすめ」と話すのは、クリンネスト1級のあささん。ここでは、窓のサッシ掃除が重要な理由や、特別な道具や洗剤なしでできる掃除方法について紹介します。冬の結露対策にもなるので、ぜひ取り入れてみてください。
すべての画像を見る(全6枚)窓のサッシ掃除が重要な理由
気温が下がってくると、窓を開けるのがおっくうになりますよね。そこで、寒さが厳しくなる前に行いたいのが「窓のサッシ掃除」です。
サッシの溝は、外からの砂や雨水、室内のホコリが集まりやすい場所。放っておくと泥のように固まり、窓を開け閉めするときにすべりが悪くなることがあります。さらに、結露が多い冬場にはカビが発生しやすく、黒ずみやにおいの原因にも。定期的に掃除しておけば、サッシの劣化を防ぎ、見た目も清潔に保てます。
家にあるものでできる!窓サッシの掃除手順
以下の道具があれば、窓のサッシ掃除がスムーズにできます。
・サッシブラシ(古歯ブラシでもOK)
・中性洗剤
・綿棒
・いらない布
・雑巾またはマイクロファイバークロス
●手順1:土ホコリを取り除く
まずは窓サッシが乾いた状態で、ブラシを使ってサッシの溝にたまったホコリや砂を取り除きます。窓サッシを濡らしてしまうと汚れが泥状になり手間が増えるので、乾いた状態で取り除くのがポイントです。
ブラシではくだけで、かなりキレイになります。
●手順2:洗剤でこすり洗い
サッシに中性洗剤を吹きかけ、ブラシで溝全体をこすります。汚れがひどい部分は、洗剤を数分置くと落ちやすくなります。
●手順3:浮いてきた汚れをふき取る
汚れが浮いたら、布でしっかりふき取ります。角やレールの端は、綿棒や割り箸に布を巻いたものを使うとスッキリ。二度ぶきするとよりキレイになります。
●手順4:しっかり乾燥させる
最後はしっかり乾燥させることが大切です。湿気が残るとカビの原因になるため、窓をしばらく開けて風を通しましょう。
また、外側のサッシは天気のいい日にホースで汚れを洗い流し、スポンジでこすって仕上げます。高い位置の場合は、柄の長いブラシやワイパーを使うと安全です。




