窓のサッシ掃除は「寒さが本格化する前がおすすめ」と話すのは、クリンネスト1級のあささん。ここでは、窓のサッシ掃除が重要な理由や、特別な道具や洗剤なしでできる掃除方法について紹介します。冬の結露対策にもなるので、ぜひ取り入れてみてください。

窓サッシの掃除
冬が来る前に、家にあるもので窓のサッシ掃除を
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窓のサッシ掃除が重要な理由

ホコリがたまった窓サッシ

気温が下がってくると、窓を開けるのがおっくうになりますよね。そこで、寒さが厳しくなる前に行いたいのが「窓のサッシ掃除」です。

サッシの溝は、外からの砂や雨水、室内のホコリが集まりやすい場所。放っておくと泥のように固まり、窓を開け閉めするときにすべりが悪くなることがあります。さらに、結露が多い冬場にはカビが発生しやすく、黒ずみやにおいの原因にも。定期的に掃除しておけば、サッシの劣化を防ぎ、見た目も清潔に保てます。

家にあるものでできる!窓サッシの掃除手順

以下の道具があれば、窓のサッシ掃除がスムーズにできます。

・サッシブラシ(古歯ブラシでもOK)
・中性洗剤
・綿棒
・いらない布
・雑巾またはマイクロファイバークロス

●手順1:土ホコリを取り除く

窓サッシの掃除

まずは窓サッシが乾いた状態で、ブラシを使ってサッシの溝にたまったホコリや砂を取り除きます。窓サッシを濡らしてしまうと汚れが泥状になり手間が増えるので、乾いた状態で取り除くのがポイントです。

ブラシではくだけで、かなりキレイになります。

●手順2:洗剤でこすり洗い

窓サッシの掃除

サッシに中性洗剤を吹きかけ、ブラシで溝全体をこすります。汚れがひどい部分は、洗剤を数分置くと落ちやすくなります。

●手順3:浮いてきた汚れをふき取る

窓サッシの掃除

汚れが浮いたら、布でしっかりふき取ります。角やレールの端は、綿棒や割り箸に布を巻いたものを使うとスッキリ。二度ぶきするとよりキレイになります。

●手順4:しっかり乾燥させる

最後はしっかり乾燥させることが大切です。湿気が残るとカビの原因になるため、窓をしばらく開けて風を通しましょう。

また、外側のサッシは天気のいい日にホースで汚れを洗い流し、スポンジでこすって仕上げます。高い位置の場合は、柄の長いブラシやワイパーを使うと安全です。