3:気づいたときにすぐ手を動かす

食器を拭く様子
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「あとでやろう」と思ったことを、その場で少しだけ片づけてみる。たったそれだけで、家の中の小さな乱れはすぐに整うと思います。

考えるより先に手を動かすことが習慣になると、整えることが日常の一部に。無理のない小さな行動が、暮らし全体のリズムを穏やかに整えてくれます。

4:季節の変わり目に“ひと巡りチェック”

ハンガーに掛けられた服

春夏・秋冬のきり替え時期は、もちものを見直すよい機会です。衣類や日用品をひと巡りしてチェックするだけで、使わないものや古くなったものが見えてきます。

季節の移ろいを感じながら、「今の自分に合うもの」を選び直してみませんか。ものが減ると、また新しいお気に入りを買うことができます。整った空間に、新しい季節の風がとおり抜けます。

5:毎日5分の「戻す時間」をつくる

玄関の靴箱の整理

寝る前の5分だけ、ものを元の場所に戻す時間を設けています。ほんの数分でも空間が落ち着き、翌朝の気分がすっきり。

「一日の締めくくり」としてのリセットタイムは、片付けを“自分を整える時間”にしてくれます。小さな積み重ねが、暮らし全体を優しく整えていくのを感じています。

「続けられる仕組み」は日々の中に

整理整頓されたリビング

片付けは、特別な日だけにがんばるものではなく、日々の中に小さく取り入れていくもの。完璧を目指さず、「今日も少し整えられた」と感じられることがなにより大切です。

整えることは、自分を丁寧に扱うことでもあります。小さなリセットを積み重ねながら、穏やかで心地よい暮らしを育てていきましょう。