現在、「無印良品週間」でお得にお買い物ができる「無印良品」。夫婦2人で築35年の賃貸マンションで、ものを厳選してすっきり暮らす、深尾双葉さん(41歳)も無印良品の愛用者のひとりです。無印との出合いは中学1年生の頃、「筆箱やノートを買いそろえたあの日から、気づけばもう29年。私の暮らしのそばには、いつも無印がありました」と語る深尾さん。今回はそのなかでもとくに出番の多い愛用品4点を、厳選して紹介してくれました。

深尾さんの「無印良品」愛用品4選
深尾さんの「無印良品」愛用品4選
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1:使い捨てられるロール状のお掃除シート

掃除シート
この小さなシートが家中の掃除に大活躍

「水回りの汚れ用掃除シート」(299円)。店頭でロール状になったこのシートを見かけたとき、なにか便利そうだなと、とくに用途を決めずにカゴの中へ入れました。触れてみると少しざらっとした手触り。でも研磨剤は使われておらず、素材そのものがやわらかく、手肌にも優しい質感です。

帰宅して試しにシンクのなかを軽く擦(す)ってみると、驚くほどあっという間に汚れが落ちました。その勢いでコンロの油汚れや鍋の焦(こ)げつきにも使ってみると、どれもスルリと落ちていく。これまでがんこだと思い込んでいた汚れが、強く力をいれずとも落ちていくのはとても爽快でした。

しかも使い捨てなので衛生的。毎日気軽に取り替えられるのもうれしいポイントです。動画の視聴者様から「1枚を4つにカットして使うとお得ですよ」と教えていただいてからは、小さく切ったものを台所の消耗品用引き出しにストックし、必要なときにサッと取り出せるようにしています。

以前は金属製のタワシを使っていましたが、汚れが入り込みやすく、使い終わったあとに濡れたまま放置されている様子が気になっていました。このシートに替えてからは、その日のうちに気持ちよく使いきれるので、衛生的にも精神的にもずっとすっきり。

最近ではトイレ掃除にも活用しています。専用の掃除道具を置く必要がなく、使い終わったらそのまま処分できるので、清潔さを保ちながら収納もすっきり。特別な道具ではないけれど、家じゅうのさまざまな場所で使えて、日々の小さな心地よさを支えてくれています。

※掃除する場所の種類や素材によってはうまく汚れが落ちなかったり、損傷する可能性があるため、注意してください。取扱説明書をよく読み、目立たない場所で試してください

2:バッグの中身が散らからない収納ケース

メッシュケース
シンプルでありながら機能的、手に取りやすい価格もうれしい

「ナイロンメッシュケース 書類ケース ポケット付き」(750円)。「これは便利そう」と思わず手に取りました。

これまで私は、書類はクリアファイルに、ノートや文房具はそのままカバンの中に入れて持ち歩いていました。でも、気をつけていても中身がすぐに乱れてしまい、バッグの中を探るたびにストレスを感じることも。そんな日常の小さな不便を解消してくれたのが、このメッシュ素材の収納ケースです。

軽くて通気性があり、視認性もよく、中になにが入っているかひと目でわかります。書類やノートをまとめて入れてもかさばらず、ファスナーを閉じるとすっきり1つにまとまる感じがとても心地よいです。

そして、なにより気に入っているのが内側についた小さなポケット。このポケットがあることで、ペンケースを持たずにすむようになりました。ペンや付箋を入れておけば、電車のなかでもさっと取り出せて、メモを取るのもスムーズ。シンプルなデザインでありながら、機能性がしっかりと考えられていて、まさに無印良品らしい工夫がつまった一品。

手に入れやすい価格なので、気負わず毎日使えるところもうれしいポイントです。今では、外出時の必需品として、いつもバッグの中に忍ばせています。

私が購入したサイズのものは現在販売終了しているようですが、類似のものはまだあります。