街ゆくおしゃれさんのファッションを、すてきなイラストで分析する「東京おしゃれ図鑑」。今回の舞台は、暮らしとおしゃれが地続きな街「阿佐ヶ谷」。旬なファッションやメイクのイラストがインスタで支持されているヤベミユキさんが描きます。
すべての画像を見る(全3枚)「暮らしとおしゃれが地続き」な人多し!等身大の美しさが息づく街・阿佐ヶ谷
今回は、中央線沿線のカルチャーの香り漂う街・阿佐ヶ谷を歩いてみました。昔ながらの商店街や小さなカフェが並ぶ通りには、穏やかでどこかクリエイティブな空気が流れています。
流行に流されず、自分の「好き」を丁寧に楽しむ人が多いのがこの街の魅力。
阿佐ヶ谷で出会った、おしゃれで味わい深い大人の女性たちをスケッチしました。
9月下旬
最低気温 20℃ 最高気温 28℃
晴れ
50代、デニム×キャラT・小物で遊ぶ「大人カジュアル」コーデ
阿佐ヶ谷駅近くのブックカフェで見かけたのは、くるくるの黒髪ショートに黒縁メガネ、デニムジャケットを羽織った50代の女性。
キャラクターTシャツに、着物柄のような細長いスカーフをボウタイのように結んでいて、そのバランスがとても印象的でした。
エコバッグは淡い花柄、足元はローファー。カジュアルななかにひとさじの品があって、「普通なのにちゃんとおしゃれ」。小物使いのセンスで、日常を楽しむ大人の余裕を感じました。
●この秋は「ボウタイスカーフ」が気になる
ボウタイスカーフは端正なシャツにリボンのように結ぶだけで、きちんと感と遊び心が両立。ひとつ結びやバッグに巻いてもかわいい。
阿佐ヶ谷ではトレンドとしてではなく、自分の「定番」として似合う形を楽しんでいる人が多いのも印象的でした。