何度片付けても、気づけばまた散らかってしまう。そんなお悩みは、片付けの「仕組み」を見直すことで解決できるかもしれません。体力や気力の使い方が変わるシニア世代にとって、大切なのは「がんばらなくても片付く」仕組み。YouTube『60歳からの幸せライフ』で暮らしや生き方のヒントを発信しているライフさんが実践している、今日から取り入れられる5つのヒントを教えてもらいました。

ライフさん
リバウンドしないための仕組みづくりとは。
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1:収納は「7割ルール」で余裕をつくる

収納棚の中身

収納スペースにものをつめ込みすぎると、使うときも戻すときも手間がかかります。だからこそ、「7割を目安にあけておく」ことを心がけています。

余白があるとものが見つけやすく、戻しやすくなります。視界にもゆとりが生まれて、部屋全体の印象もすっきり。無理なく続く片づけの第一歩です。

2:同じカテゴリーは一か所にまとめる

カテゴリー分けした収納

文房具、薬、書類など、同じ種類のものがあちこちに点在していると、探すのも戻すのも面倒になります。

「文房具はこの引き出し、薬はこのカゴ」といった具合に、「1カテゴリー1カ所」を決めて管理しています。家族にもわかりやすく、戻す動作が自然と習慣になります。

3:よく使うものは手の届く高さへ

食器棚

毎日使うものはできるだけ「腰から目線くらいの高さ」に置いています。とくにシニアにとって、低すぎるとしゃがむのが大変ですし、高すぎると手が届かなかったり取り出しづらくなります。

使うたびの動作がラクになれば、片付けの負担もぐっと減ると感じています。