行楽シーズンの秋。旅行の荷づくりをする際、不安からつい荷物が増えてしまうこともありますよね。ミニマリストとして情報を発信するOdekoさんも、以前はそのひとりでした。今回は、ミニマルな暮らしに目覚めてから荷物を大きく減らすことができたと語るOdekoさんに、4泊の旅行を例に旅の荷物を軽くするコツとメリットについて教えてもらいました。
すべての画像を見る(全6枚)愛用リュックは無印良品、バッグインバッグで整理整頓
荷物はリュックとサブのショルダーバッグに収まる分だけに厳選。私が愛用しているリュックは無印良品の「トートにもなる巾着リュックサック」です。
特別な機能はなにもないシンプルなデザインで、いい意味で「存在感がない」ところがお気に入りです。また、巾着型でナップサック並みの軽さなので、荷物の総量を軽くするのに一役買ってくれています。
ただ、そのままだとリュックの底に荷物がたまってしまい、肩に負担がかかるので、バッグインバッグを使って整えています。
ホテルでは、バッグインバッグごとリュックから出して置いておけば、部屋の中で荷物が散らからないのも、バッグインバッグを使うメリットでもあります。
「服は少なく、下着は臨機応変」がマイルール
旅行の荷物でいちばんかさばるのが服なので、なるべく最小限の枚数にし、荷物を小さくするようにしています。
たとえば、夏に行ったリゾート地への4泊6日の海外旅行では、服はワンピース2着と温度調整&紫外線対策用のユニクロのUVパーカのみ。ワンピースは洗濯しながら着まわします。どの服もシワになりにくく、かつ乾きやすい素材をポイントに選んでいます。
また、服は2パターンですが、下着は宿泊日数分を持っていきました。
普段の旅行だと、下着も最小限にして、ホテル設置のランドリーを活用しながらやりくりすることが多いですが、今回のホテルには、ランドリーなし。
服は「ホテルのクリーニングサービス」か「手洗い」かを、現地の状況を見ながら選びますが、下着も枚数を減らすとクリーニングに預けるor部屋に干す羽目に…。今回は、状況的に宿泊日数分持っていくことに。そのあたりは臨機応変に対応します。
小物類は「小さいもの」「兼用できるもの」を選ぶ
スキンケアやメイクグッズなどは、サイズを小さく、そして兼用できるものを選んで、荷物を減らす工夫をしています。
・化粧水は50mlのミニサイズ
・BBクリームで日焼け止めとファンデーションを兼用(日焼け止め単体を持っていくときもミニサイズで)
・全身にも使えるワセリンリップを保湿クリームとして使用
・常備薬はコインケースへ
・MOFTのカード型スマホスタンドに現金を忍ばせて、お財布代わりに
・無印良品のペーパーナプキンは、ハンカチとティッシュの兼用
・折り畳み傘はasoの晴雨兼用の軽量タイプ(写真外の持ち物)
荷物を減らすために、詰め替えボトルで持っていく方法もありますが、詰め替えボトルのお手入れなども含めて面倒に感じたため、小サイズの商品を旅行用に購入して持っていくようになりました。