4:戻す動線をシンプルに整える

食器棚の前に立つライフさん
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片付けは、手順が多いほど面倒になり、リバウンドの原因になってしまいます。だからこそ、収納場所をあちこちに分散させず、動線をできるだけ短く、しまいこまず、シンプルに整えることが大切だと実感しています。

使ったものを「すぐ元に戻せる」環境さえつくれれば、片付けは自然と習慣に。
この小さな工夫によって、家全体の整った印象が増し、暮らしの快適さと心地よさが格段に高まっています。

5:定位置は定期的に見直す

収納

ものの定位置を決めるのは大切ですが、暮らし方や使う頻度は、季節や時間とともに変化します。そのたびに収納の定位置を見直してみると、片付けやすさをキープできます。

私は衣替えや大掃除のタイミングで、収納の定位置を見直す時間を設けるようにしています。

“今の自分”に合った配置にアップデートすることで、使いやすさと気持ちの余裕が生まれます。

「仕組み」で片付けをラクに続ける

部屋のようす

片付けは「気合」ではなく、「仕組み」で続けるもの。どれだけ整理しても、元に戻しにくければリバウンドしてしまいます。

今回ご紹介したように、動線や高さ、量のバランスを整えるだけで、無理のない片付けが自然と習慣に。暮らしが整うと、心にも余裕が生まれると感じています。がんばらなくてもすっきり暮らせる「戻しやすい部屋づくり」を始めてみませんか。