使わなくなった家電や収納用品、サイズアウトした子ども服…。つい「そのうち使うかも」と置きっぱなしにしていませんか? 捨てずにいた結果、家の中も気持ちも余白がなくなってしまいがち。そこで今回は、夫と3人の子どもと暮らすライフオーガナイザー2級のharuさん(現在40代)が、手放してよかったと実感しているものと、手放す判断基準について語ります。

ゴミ袋
家の片隅に眠っている「使わないもの」を手放し、すっきり暮らしに
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1:使わない家電はルールを決めて見きりをつける

ランタン、スピーカー、マウス

クローゼットを整理していたとき、奥からスピーカーやランタンが出てきました。スピーカーはリビングで使っていたものの、出番が減り、しまったまま5年以上も放置。ランタンもキャンプを始めた頃に買ったものの、買い替えで使わなくなり眠っていました。

「まだ使えるから」と迷って残しても、結局は処分することに。見つけたときが“捨てどき”と割りきって処分すると、スペースも気分もぐっとすっきりしました。

私が考えた家電の手放し基準は次のとおりです。

・1年以上使っていない
・修理の予定を立てていない
・同じ役割の家電が家にある

ひとつでも当てはまれば処分どき、と決めてしまえば次から手放しやすくなります。

2:子ども服を手放す=成長の証と考える

洋服

子どもが小さいころに着ていた洋服は、サイズアウトしていてもなかなか手放せません。汚れていなければ「だれかに譲れるかも」「フリマアプリに出そう」と思って残しがち。けれど結局は、譲る先が見つからなかったり、出品も面倒でそのまま放置してしまうことが多いです。

今まで放置していた服を思いきって処分してみたら、気分すっきり。後悔することもありませんでした。以下に当てはまったら、次はすぐに処分しようと思います。

・サイズアウトした
・1年以上着ていない
・1週間以内にフリマアプリで出品しない
・譲り先が決まっていない

手放すとクローゼットに余裕が生まれ、「子どもが成長した証」として気持ちの整理もつきやすくなりました。