美容家・実業家の君島十和子さんは来年に還暦を控え、「限られた時間をどう使うか」を意識し始めたそう。そんな十和子さんが手放したことや、その先で得られた気づきと暮らしの変化をお聞きしました。
すべての画像を見る(全3枚)不要な習慣を手放して、7時間睡眠をキープ
限られた時間で、いちばん優先したいことはなにか。還暦を目前にして、自分にとっての優先順位を意識したことで、不要な習慣やものを手放せるようになったと話す君島十和子さん。
「年齢とともに疲れやすくなり、時間や体力の限界も見えてきました。そのなかで自分がなにを大事にしたいのかを考え、そこから逆算して行動を見直しました。私の仕事は、できるだけ早く正しい判断をして、スタッフに伝えること。そして、撮影のときはベストなコンディションで現場に入ること。そのためには、常に頭の中をクリアに保って、肌の状態も整えておきたい。考えた結果、私には7時間以上の睡眠が必要だと気づき、その時間を確保するために、不要な習慣を手放そうと決めました」(君島十和子さん、以下同)
睡眠時間をキープするためにやめたこと
収集癖や物欲をあおるようなショッピングサイトを見ない、SNSを延々とスクロールしない、判断能力が落ちる夜間にメールの返信をしない…。今までの習慣をひとつひとつ見直すことで、時間をもっと有効に使えるように。
「ネットショッピングをしているうちに、いつのまにか2時間たっていた…なんてこと、よくありますよね(笑)。でも『もっといいものがあるかも』と探していても、見つかる可能性は低い。それなら、好きな本を読んだり、お風呂でマッサージしたり、今の自分に有効なことに時間を使わないともったいない。無駄をなくして、11時台に就寝すれば、朝の時間にも余裕が生まれて、プラスアルファの行動ができるようになるんです」
●十和子さんのやめリスト10
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1:コレクション癖
2:収集癖をあおるサイトやアプリの利用
3:ストックの買いすぎ
4 :判断を先延ばしにすること
5:洋服や靴のしまいっぱなし
6:夜間に仕事のメール返信
7:SNSの無限スクロール
8:15時以降のカフェイン摂取
9:フェイスマッサージ
10:朝ごはん抜き