古くなったTシャツやタオル、穴のあいたくつ下、着なくなったYシャツなどは、捨てる前にひと工夫を。ここでは、家じゅうの古布を活かす掃除術4つと、ボロボロとほつれにくいウエスのつくり方を紹介します。教えてくれるのは、整理収納アドバイザー1級・クリンネスト1級で、お掃除スペシャリストのせのお愛さんです。

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ほつれにくいウエスのつくり方と、古布をフル活用する掃除術をご紹介
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1:Tシャツは手で裂いて「ウエス」に

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Tシャツを雑巾にするときは、ハサミでザクザク切るのではなく、切り込みを入れて手で裂くのがおすすめ。糸くずが出にくいので、掃除用ウエスにぴったりです。ワキの縫い目の固い部分はよけて裂くとやりやすいですよ。

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できたウエスは、テーブルふきや床掃除用にストック。汚れたらそのまま捨てられてラクちんです。

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残った縫い目部分は、すき間の掃除に大活躍。蛇口の根元にあてて左右にゴシゴシこすれば、気になる水アカもスッキリ落ちますよ。

2:古タオルは「油汚れや雨の日用」にストック

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使い古してボロボロになったタオルは、Tシャツと同じく掃除用ウエスとして使えます。キッチンに置いておくと、汚れたフライパンや油ハネもサッと掃除できて便利です。

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また、「雨の日用タオル」として玄関に置いておくのもおすすめ。濡れた靴やカバンも、家に上がる前にサッとふくことができますよ。最後にタタキを軽くふいてから処分すれば、掃除もできて一石二鳥です。