たくさんの本を、本棚ではなく「木箱」に収納。夫の転勤による5回の引っ越しを経てすっきり暮らしに目覚め、インスタグラムで「ものが少なくても心地よい生活」について投稿しているかなさん(40代)のケースです。ここでは、夫・小学生の子どもの3人家族全員「本好き」だというかなさんが、本棚の代わりに採用した収納グッズや、寝る前の読書タイムに役立っているアイテムについて語ります。

本棚
本棚の代わりに木箱を使って図書スペースを作成
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家じゅうの本をリビングに集め、図書スペースに

本棚

なるべく身軽に暮らしたいと思っていますが、夫も私も読書が趣味で、本だけはなかなか減らせません。最終的に「好きなものはたくさんもっていてもいい!」と考え方を変えたら気持ちがラクになりました。

ただ困ったのは本の収納場所。以前はあちこちに分散して本を収納していましたが、読むのはたいていリビングなので、取りに行くのも元の場所に戻すのも地味にストレスで、結局リビングの足元にどんどん積まれていくことに。

そこで、リビング一角のすぐ手が届く場所にまとめて「図書スペース」をつくりました。小学生の息子も目に入った本を手に取りやすくなったようで、以前よりも本を読む時間が増えました。片付けるのもラクになり、ストレスがぐんと減りました。

本棚は買わず、フレキシブルに使える木箱で代用

本棚

リビングの本棚として活用しているのが、数年前ネットで購入した木箱です。縦でも横でも自由に配置できて、サイズもわが家のキッチンカウンターの下にちょうど収まりました。

本棚はどうしても“本専用”になってしまいますが、木箱は軽くて持ち運びもしやすく、いろんな場所でさまざまな用途に使えて便利です。

息子が小さいうちはオモチャ収納スペースとして使ったり、植物を置く棚として活躍したことも。フレキシブルに使えるので専用の収納ボックスを買う必要がなく、結果的にムダ買いを減らすことにもつながっている気がします。