地味に面倒な家事の1つ、洗濯。せっかく干しても、冬の気温と日照時間の少なさからなかなか乾かない…なんてこともありますよね。そんななか、ゆるミニマリストとして生活する阪口ゆうこさん(43歳)は、これまでやっていた外干しをやめ、思いきって室内干しにシフト。すると、暮らしが一気にラクになり、多くのメリットがあったそう。詳しく教えてもらいました。
すべての画像を見る(全3枚)洗濯物の「外干し」はやめた
わが家ではここ数年、洗濯物の外干しをほぼやめています。正確に言うと、外干しを洗濯の主軸にするのをやめて、部屋干しメインの生活にきり替えています。
今では、晴れていて、気分がよくて、取り込む時間も確保できそうな余裕のある日。その条件が奇跡的にそろった場合のみ、外干しをするようにしています。
ズボラにとって外干しは、あくまで「余力のあるときにのみするもの」です。
洗濯は乾きさえすればいい
洗濯物は太陽の光にあてるもの。風に揺らしてこそ乾くもの。以前までの私は、そうした「なんとなくのイメージ」で外干しをすることを選んでいました。
ですが、よく考えてみると、私が洗濯に求めていることは「乾くこと」、ただそれだけ。きちんと乾かすことさえできるのであれば、外干しでなくても問題ありません。
そのことに気づき、室内干しにきり替えてからは、洗濯は「ただの作業にすぎない」と思えるようになりました。
この判断が、日々の生活を快適にする上で、私にとってはとても大事なものでした。
もし、乾ききらなければ、そのときは乾燥機に頼ればいいのです。ゆるっといい温度感で仕上げています。
「室内干し」で得られた思わぬメリット
室内干しにきり替えたことで、おもに以下の3つのメリットを実感しました。
・雨を気にしなくていい
・下着など、プライバシーに関わる衣類への心配が減る
・朝に洗濯しようが夜に洗濯しようが関係なく、自由度が高い
さらに、部屋干しをすることで、のどを痛めにくくなり、肌や髪の乾燥が減ったように感じます。
室内干しのおかげで加湿器と同等の湿度が保たれているかはわかりませんが、私にとってはこれで十分です。

