知的でモードな雰囲気をかもし出す「黒ぶちメガネ」。おしゃれなアイテムなので憧れるけど、いざ自分で選んでかけてみると「なんだか重たい」「地味になってしまう」と感じたことはありませんか? じつは、黒ぶちメガネはちょっとした選び方のコツで、ぐっとこなれて見えるんです。今回は、40代以上の女性におすすめしたい“黒ぶちメガネを選ぶコツ”を、メガネと帽子のライフナビゲーターの里和(さとわ)さんにお聞きしました!
すべての画像を見る(全5枚)ポイント1:太いフレームは避ける
黒ぶちは存在感がある分、フレームが太いとどうしてもメガネだけが目立ちがち。とくに40代以降は、肌や髪のボリュームの変化もあって、強い黒が重く見えてしまうことがあります。
「かっこいいはずなのに、かけると老けて見える…」。
それはフレームの太さが原因かもしれません。
選ぶなら、程よい細さで目元を引き締めつつも、顔全体とバランスが取れるデザインを。同じ黒ぶちメガネでも、厚みを抑えるだけで自然に軽やかな印象に変わります。
ポイント2:抜け感を意識する
抜け感とは、あえて隙(すき)をつくることで、適度なリラックス感や自然な雰囲気を演出することです。つまり、程よく肩の力が抜けた雰囲気。
これをメガネでも応用します。
フロント全体が真っ黒だと、重たさや堅苦しさが出やすいのも黒ぶちメガネだとありがちなこと。そこでおすすめなのが、ブリッジ(鼻の部分)やテンプル(耳にかける部分)にメタル素材を取り入れたタイプです。
つまり、黒の中にメタル部分で隙をつくるんです。
メタルの光が黒の重さをやわらげ、視線を動かしたときや横顔にさりげなくアクセントをプラスしてくれます。これだけでぐっと“こなれた雰囲気”に。
抜け感のあるデザインは、オフィスでも休日カジュアルでも自然になじむので、かけるシーンを選びません。