バブリーキャラでおなじみの平野ノラさんは、元汚部屋出身だった過去から一転、片付け本を出すほどの達人に。そんなノラさんですが、気づいたら「家が好きじゃない」と感じてしまったそう。そこから、 「人生の第7次片付け」を開催! 片付けを始めたことで起こったことについて詳しくレポートしてくれました。
すべての画像を見る(全4枚)家が好きじゃないと理想の生き方はできない
現在「人生の第7次片付け」中!
そもそも私が「人生を変える片付けをやろう!」と思い立ったのは、新しい家を見つけるためでした。
1年半、ずっと住みたいと思っているエリアで、もう少し静かで、今よりもバブリーな場所で、娘の保育園は変えないことを条件に探し続けていました。なかなか決まらずに悶々としていたある日、「あなたの住む部屋が、あなた自身である」という言葉を目にして、これはまずいな! と思ったわけです。
ただただ「娘が過ごしやすい」を優先してきたわが家には、長年見慣れたものに囲まれて、なんのときめきもわくわくもしない…。いつの間にか、大好きな花や絵を飾ることもなくなっていました。
美しくする余白や余裕がない。壁紙、床の色、つくり、ズバリ「家が好きじゃない」のです。
家にも自分にも愛を注げないで、自分が理想とする生き方ができるだろうか?
私の人生を応援してくれるはずの空間は、なんとなく古くさく終わっている感じが否めませんでした。丁度、長年一軍でお気に入りだった服たちに対しても、まったく同じように感じていたところでした。