●3:浮かせる/限られたスペースでも収納量アップ
すべての画像を見る(全10枚)続いては、「(3)浮かせる」。ものを床や棚に直置きせず、壁面や家具などを活用して、フックにかけたりつるしたりして収納する方法です。浮かせることでスペースが有効に使え、見た目もすっきり。
たとえば、ゲタ箱の扉裏にフックをつければ、鍵などの小物類をかける収納スペースが完成。小さな空間でも収納量を増やすことができます。
また、水回りにもおすすめ。浴室では、壁にマグネットラックをとりつけてシャンプーボトルなどを浮かせることで、ぬめりがつきにくく掃除がラクになります。つっぱり棒を活用すれば、つるす収納も可能。
さらに、壁面ラックを使えば、収納だけでなくちょっとしたディスプレイも楽しめます。
●4:重ねる/縦の空間を有効活用
最後にご紹介するのは、「(4)重ねる」。高さのある収納棚や、深さのある引き出しなど、縦の空間にゆとりがある場所で効果を発揮します。
たとえば、少し深めの引き出しに同じカトラリーケースを2つ重ねれば、ムダになりがちな上部の空間もムダなく活用できます。
ただし、下のケースを取り出すときには、上のケースを一度どかさなければなりません。なので、よく使うものは上段に、予備や使用頻度の低いものは下段に収納するのがコツ。
スタッキング(積み重ね)できる収納アイテムを使えば、見た目も整い、空間がすっきりして気持ちよく使えます。
ほかにも、『元小学校の先生が教える いちばんやさしい 片づけの授業 』(サンクチュアリ出版刊)では、片づけに挫折しない考え方や整理・収納方法についてわかりやすく紹介しています。本のメゾットに沿って家を片づけたモニターからは、リバウンドしなくなったという声も!
