ミニマリストが「やっぱり必要」と買い直したもの
すべての画像を見る(全3枚)またおーちゃんは、一度手放してから買い直したものもあるといいます。
「手帳を買い直しました。スケジュールをスマホで管理することに憧れて手帳を手放したのですが、いざスマホにおき換えると、何度も予定を忘れてしまい、自分が『書かないと覚えないタイプ』なんだと気づきました。このままでは相手に迷惑をかけてしまうと、慌てて無印良品で手帳を買いました。ちなみに『激落ちくん』も買い直しました。シンクについたフライパンの跡や水アカが、ふきんでふくだけではどうしても取れなくて。やっぱりこれが必要だ、と降参しました」
「ミニマリストは万人に正解の生き方ではない」けれども…
手放すものもあれば、買い直すものもある。おーちゃんにとっての「ミニマリスト」の考え方を聞いてみました。
「私にとってミニマリストとは、自分を分かりやすく表現するための看板のようなもの。かつては『ミニマリストになりたい』と思ってものを減らしてきましたが、今はその言葉自体にあまりこだわっていません。手放したものの数で評価されることもありますが、ただ手放すだけではなく、しっかりとものと向き合って、自分とって必要なものか不要なものかを判断する、その過程や経験が大切だと考えています」
おーちゃんは「ミニマリストが万人に正解な生き方だとは思わない」としつつ、こう付け加えます。
「ただ、かつての私のように、ものが多すぎて悩んでいたり、頭の中がごちゃごちゃになって苦しんでいる人がいるとしたら、ものを手放してみることで、自分に本当に大事なものに気づくこともあるかもしれません」