まだまだ暑い日が続きますが、食卓だけでも「秋の装い」を始めてみてはいかがでしょうか? 今回は、秋の旬素材「カボチャ」を使った、簡単でおいしい副菜のレシピを、和食屋『賛否両論』店主の笠原将弘さんに伝授していただきます。まさに「お店級」の味をぜひご家庭でお試しください。
秋の王道食材「カボチャ」で簡単副菜
秋の味覚の代表格といえば、なんといっても優しい甘さのカボチャ。ほっくりした滋味深い味わいは、どんな調理にも合います。
今回は下ゆで不要でさっと炒めて完成する1品をご紹介します。カボチャの甘さと卵のふんわり優しい味わいに、ザーサイのうま味がアクセントになっています。
●カボチャ卵炒め
【材料(4人分)】
- カボチャ 1/8個
- 卵 3個
- ザーサイ 20g
- A[砂糖、酒各大さじ1 塩小さじ1/3]
- サラダ油 大さじ2
- B[しょうゆ、みりん各小さじ1]
- 粗びきコショウ(黒) 少し
【つくり方】
(1) カボチャは5mm厚さのひと口大に切る。ザーサイはみじん切りにする。
(2) 卵は溶きほぐし、Aを加えて混ぜ合わせる。
(3) フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、(2)をふんわり炒めて取り出す。
(4) 残りのサラダ油をたし、(1)のカボチャを重ならないように並べて両面を焼き、火をとおす。B、(1)のザーサイを加えてさっと炒め、(3)を戻して炒め合わせる。器に盛り、コショウをふる。
[1人分163kcal]
発売中のESSE10月号の別冊付録では、『賛否両論』店主・笠原将弘さんの「和食屋の秋副菜30」を掲載しています。旬の素材を生かしたつくりやすい「副菜」「汁もの」レシピを、笠原将弘さんに伝授していただきます。メニューはあわせて30品掲載。お店級の味をぜひご家庭で試してみてくださいね。

ESSE (エッセ) 2025年10月号
※ 計量単位は1カップ=200mL、大さじ1=15mL、小さじ1=5mLです