まだまだ暑い日が続きますが、食卓だけでも「秋の装い」を始めてみてはいかがでしょうか? 今回は、秋の旬素材「カボチャ」を使った、簡単でおいしい副菜のレシピを、和食屋『賛否両論』店主の笠原将弘さんに伝授していただきます。まさに「お店級」の味をぜひご家庭でお試しください。

カボチャ卵炒め
15分で完成! 笠原将弘さん直伝の「カボチャ卵炒め」を紹介します

秋の王道食材「カボチャ」で簡単副菜

秋の味覚の代表格といえば、なんといっても優しい甘さのカボチャ。ほっくりした滋味深い味わいは、どんな調理にも合います。

今回は下ゆで不要でさっと炒めて完成する1品をご紹介します。カボチャの甘さと卵のふんわり優しい味わいに、ザーサイのうま味がアクセントになっています。

●カボチャ卵炒め

【材料(4人分)】

  • カボチャ 1/8個
  • 卵 3個
  • ザーサイ 20g
  • A[砂糖、酒各大さじ1 塩小さじ1/3]
  • サラダ油 大さじ2
  • B[しょうゆ、みりん各小さじ1]
  • 粗びきコショウ(黒) 少し

【つくり方】

(1) カボチャは5mm厚さのひと口大に切る。ザーサイはみじん切りにする。

(2) 卵は溶きほぐし、Aを加えて混ぜ合わせる。

(3) フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、(2)をふんわり炒めて取り出す。

(4) 残りのサラダ油をたし、(1)のカボチャを重ならないように並べて両面を焼き、火をとおす。B、(1)のザーサイを加えてさっと炒め、(3)を戻して炒め合わせる。器に盛り、コショウをふる。

[1人分163kcal]

発売中のESSE10月号の別冊付録では、『賛否両論』店主・笠原将弘さんの「和食屋の秋副菜30」を掲載しています。旬の素材を生かしたつくりやすい「副菜」「汁もの」レシピを、笠原将弘さんに伝授していただきます。メニューはあわせて30品掲載。お店級の味をぜひご家庭で試してみてくださいね。

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※ 計量単位は1カップ=200mL、大さじ1=15mL、小さじ1=5mLです