3:色×色も自分が好きで選んだものなら統一感が出る

女性が飲み物を飲んでいる様子
ピンクのタートル&ニットを重ね着。少しだけ見えているスカートのグレーはピンクと相性のいい色
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さらに色×色のコーディネートをすることもあります。

たとえば、先日はインナーにピンクのタートルネックのセーターを着て、その上にグリーンのカーディガン。スカートは水色といったコーディネートをしました。統一感がないように思うかもしれませんが、ピンクと水色はどちらもやさしいトーンで違和感なく調和し、そこに濃いめのグリーンでアクセントをつけるといった感じです。

ちなみに、これらすべてのアイテムは購入した時期も店もブランドもバラバラです。でも、どれも自分の「好き」という基準で選んだものだからこそ、統一感が生まれ、バラバラな印象にならないのだと思います。

色を取り入れるときには、まず小さな面積からトライして、徐々に範囲を広げながら“色”を着ることに慣れていくことをおすすめします。そうすることでコーディネート自体を楽しめるようになるし、「色は顔や全身の印象を明るくしてくれる味方」と気づくと思います。

それに大人になるほど、カラーコーディネートが嫌みなく似合っていくのは事実です。そして、それは自信につながる装いにもなります。ゆえに大人こそ色のファッションを楽しんだほうがお得、というわけなのです。

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