長い夏休みが終わり、いつもの生活が戻ってきたけれど、いつまでも旅行の荷物が片付いていない…なんてことありませんか? 楽しい家族旅行のあとの片付けは大変ですよね。整理収納アドバイザーで3人の子育て中の大熊江美子さんも、旅行のあとの「あるもの」の処理に困っていました。解決方法についてお伝えします。
すべての画像を見る(全4枚)旅行のあと片付けで大量に出る「ジッパーつき袋」問題
旅行の際、わが家では着替えや下着などをジッパーつきの袋に入れています。適度に空気を抜いて軽く圧縮して持っていけるので重宝しています。
しかし旅行のあと、この袋が大量に残ってしまうことが気になっていました。
わが家は5人家族でひとり3枚くらい使うと、1度の旅行で15枚前後使うことになります。1度で袋を捨てるのは経済的にも環境的にもよくないので、再利用するための工夫を紹介します。
必ず持っていくものはしっかり「書いて」再利用する
旅行の際、必ず持って行く「着替え」と「下着」は、ジッパーつき袋に内容とだれのものなのかを油性ペンで直接書いています。
その際一緒に、使用ずみの下着や洋服を入れる「使い捨てのビニール袋」を入れています。
細かいことなのですが、洗濯に回す洋服をジッパーつき袋にしまうと、その袋を「また次の旅行の際に再利用しよう」と思えないのです。
使用ずみ専用のビニール袋を入れておくことで、ジッパーつき袋を再利用することができて経済的だと思っています。
子どもの上履き洗いに
着替え入れとして何度か使用して、袋がヨレてきたり汚れてきたと感じたら交換していますが、なかなかそのまま捨てるのはもったいなく感じます。
子どもが小さい頃はオムツのゴミ袋として重宝していましたが、オムツを必要としなくなった今は使い方を考えないとどんどんたまってしまいがちです。
私の活用法としては、大きめの袋は子どもの上履きなどの靴洗いに使用しています。バケツや洗面台を汚さず、少量の洗剤と水で洗えるので重宝しています。