楽しかった夏の余韻が残る9月。夏に使ったアイテムがそのままになっていませんか? 今回は、整理収納アドバイザーの資格をもち、フルタイムで働く2児の母、よしいさんの手放し術を紹介します。早めに見直すことで後悔することが減るかもしれません。
すべての画像を見る(全5枚)のちに「後悔しない」ためにも、夏アイテムは早めに手放す
まだ残暑が厳しいですが、夏場活用したアイテムを「まだ使うかも」「来年使うかもしれない」と思って片付けをあと回しにしていませんか? そんなアイテムをもち続けていると、夏ものと冬ものがあふれかえり、収納がたりなくなることも。
私も「来年また使う」と思って取っておいた子ども服が、翌年にはサイズアウトして着られなかった…という失敗を何度も経験しました。取っておいても使わずに、収納するスペースだけムダに使ってしまっていたのです。
じつに、もったいない! これは、結局未来の自分にツケを回しているだけなんですよね。何年も片付けを続けて気づいたのは、「また使うかも」の「また」は、ほとんど来なかったということ。
片付けて気づいた「また」が来なかった3つのもの
とくに夏アイテムは、「また」が来ないことが多く、ここからは私が見直した3つの夏アイテムをご紹介します。
●1:子ども服
翌年に持ち越しても、サイズアウトしてしまい1年越しに処分することがしばしば。今ぴったりサイズで、この夏たくさん着たのであれば、今のうちにお別れするのが吉です。
●2:レジャー用の日焼け止め
開封ずみの日焼け止めの使用期限は約1年が目安。1年越しの日焼け止めは、劣化している可能性もあるので、シーズンごとに新しいものを買った方がいいです。潔く処分して、来年また買い直しましょう。
●3:レジャーグッズ
夏に使うアイテムには、翌年には使えなくなったり、状態が変わっていることがよくあります。たとえば、水着は劣化することがあり、サイズが合わなくなってしまう場合も。また、浮き輪や水鉄砲など子ども向けのオモチャは、子どもの興味が移ってしまい、新しいものを欲しがることが多いですよね。
どれも「来年また使えるかも」となんとなく取っておいたけれど、結果的に1年後の夏、手に取ることはほとんどありませんでした。