心がけ3:「なんとかなる」とつぶやいてみる
すべての画像を見る(全7枚)過去の失敗は、変えられないもの。わかっていても、何度も失敗を思い返して「あのとき、こうしていれば」「自分はダメだ」と感じてしまっていませんか?
過去にとらわれているなと気づいたら、視点を変えてみましょう。幽体離脱するように浮かび上がって、悩んでいる自分を頭の上から見てみるんです。これは心理学の世界で「メタ認知」と呼ばれています。
上から見た自分はどうですか?
「ああ、今の自分はこんな感じか」。ドラマの登場人物をながめるように自分をメタ認知して、「なんとかなるって!」とつぶやいてみましょう。不思議なことに、ネガティブな考えに流される心の動きが止まります。
ほかにも、「今の負の感情は何点くらい?」と数値化するのも有効なテクニックです。
自分のこれまでの人生で経験した、最悪の負の感情を10点とすると、今は何点か? 自分で採点をします。数字という客観的なものでとらえることで、自分の負の感情をコントロールできるようになります。
心がけ4:自分の心に聞いてみる
やらなくちゃいけないことがあるけど、なんだか元気が出ない。
続けたいと思っているのに、どうもうまくいかない。
心が迷路に迷い込んでしまったら、自分の心に自問自答してみてください。
「なぜなんだろう?」
「このあとはどうしたい?」
「なにかできることはある?」
ひとつずつ答えていくと、自分の望みが浮かび上がります。
こんなことを思っていちゃいけないと閉じ込めていた気持ちや、薄々自分でも気づいていた本音を、自問自答で聞いてあげましょう。そうすると、迷路からの脱出方法も自然と見えてきます。
自分の心とのおしゃべりは、「苦手なこと」に直面したときにも効果的です。
「自分は〇〇が苦手だって知っているよ」
そう口に出すと、自然と自分の心から返事がきます。
「苦手だったら、こうしてみるのがいいんじゃない?」
おもしろいもので、苦手を認識することで、苦手意識が減っていきます。
心がけ5:発する言葉を少しポジティブにする
「できない」「失敗したくない」「もうやめたい」
ネガティブな感情が強くなってきたら、その感情に「新しい名前」をつけるようなイメージで、肯定的な言葉に言い換えてみましょう。
「あ、ひと休みのタイミングだ」
「まぁコツコツやってみよう」
「ここが踏ん張りどころだな」
言葉には自分の心の状態が表れます。否定的な言葉は、失敗をイメージさせ、不安や恐れがふくらみます。「やめたい」と発するとき、やめる自分のイメージが生まれてしまっています。
一方で、肯定的な言葉は、成功をイメージさせ、「今の自分で大丈夫!」と自信のもとになってくれます。「ここが踏ん張りどころ」と思えば、がんばって乗り越えられる自分のイメージが浮かんでいるのです。
ネガティブな気持ちも自分。そしてその気持ちを肯定的な言葉で名づけてみると、物事がうまく運び始めます。
今の自分が発する言葉を少しポジティブにすると、感情が変わり、未来の自分も変わります。そうすることで、いつの間にかネガティブな感情そのものから抜け出せるようになるはずです。
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