月曜夜9時に放送中のヒューマンドラマ『明日はもっと、いい日になる』。主演の福原遥さんは、突然児童相談所へ出向した元刑事・夏井翼を演じます。ここでは、ご自身が演じる翼の性格や、思わず胸が熱くなるドラマの見どころまで、たっぷりお聞きしました。

福原遥さん
福原遥さん

子どもの心をちゃんと助けられる翼をブレずに演じたい

海辺の児童相談所を舞台に、そこで働く個性的な人々が子どもたちの純粋な思いに胸を打たれ、その親たちまでをも救っていく…。そんなハートフルなヒューマンドラマ『明日はもっと、いい日になる』が、日本じゅうを温かい涙であふれさせています。完全オリジナルストーリーで描かれる本作で、神奈川県警強行犯係の刑事から、ある日突然、児童相談所へ出向した主人公・夏井 翼を福原 遥さんが演じます。

「児童相談所という存在はもちろん知っていましたが、具体的には知らないことだらけでした。演じるにあたり、児童相談所に見学に行かせていただき、職員の方々に子どもや保護者の方との向き合い方、どうやって心の距離を縮めていくのかなどを教えていただきました。おかげで本作への思いがより強くなりました」(福原さん、以下同)

正義感の強い性格が、思わぬ波紋を起こすことに…

「刑事になってたくさんの人を助けたい」という子どもの頃からの夢をかなえるため、捜査一課で働くことを目指していた翼。初めは児童相談所への異動を受け入れられませんでしたが、人一倍正義感が強く、目の前で悩み苦しんでいる子どもがいると、とことん寄り添おうとします。ところが、その性格が思わぬ波紋を起こすことになり…。

「翼は1人でも多くの人を助けたいという思いで、ひたすらがむしゃらにがんばっている女性なので、そこはブレることなく大事に演じたいと思っています。その反面、助けたいと思ったら、それしか見えなくて突き進んでしまう、ちょっと危なっかしいところもあります。でもすごくエネルギッシュで、すてきな女性だなと、私は思っています」