工夫3:室内でも外でも布団が干せる
すべての画像を見る(全7枚)吹き抜け部分に設けた大きな窓からはたっぷりと日差しがそそぎます。
室内で布団を干すときには、2階の手すりに干し、布団クリーナーでホコリや汚れを吸い取るなどの工夫を行っています。また、半吹き抜け構造で天井が若干低いため、シーリングファンの風が布団やタオルに届きやすく、よく乾きます。
●外に干したいときには目隠しフェンスを利用
晴れた日には、庭に設けた高さ180cmの目隠しフェンスに布団をかけて、日干しすることもできます。
工夫4:ランドリールーム横にファミリークローゼットを設ける
ランドリールームの横にファミリークローゼットを設けることで、「洗う・干す・しまう」という一連の作業を、最小限の移動で完結できるようにしました。洗濯動線がとてもスムーズです。
たたむ手間を減らすために、ハンガーにかけて干した洗濯物は、乾いたらそのままファミリークローゼットのパイプにかけて収納しています。
ベランダなしの家で実感したメリット
最後に、ベランダなしの家で実際に生活して、よかったと感じたポイントをご紹介します。
・ベランダ分のスペースを、収納や居住空間に活用できた
・天候や時間帯を気にせず洗濯物が干せるようになった
・ベランダ掃除や防水などのメンテナンスの手間が省けた
・1階に洗濯にかかわる動線がまとまり、家事がスムーズになった
・外からの視線を気にせずに洗濯物が干せるようになった
生活スタイルやメンテナンスの負担を考慮し、あえてベランダなしを採用したわが家。実際に暮らしてみると、その決断は正解だったと実感しています。