ペットとの避難のパターン
すべての画像を見る(全10枚)ペットの避難方法として、おもに4つの方法があります。
●1:自宅で一緒に過ごす
オススメ度 ★★★★★
ペットのストレスが最も少ないのがこの方法。火災や自宅倒壊のリスクがなければ、一緒に在宅避難するのがベスト。
「ただ、飼い主が在宅時に地震が起こるとは限りません。被災時にすぐに自宅に帰れないときはどうするかも、想定しておきましょう」
ペットだけで生き延びられるようエサと水の用意を。
●2:ペットホテルか信頼できる人に預ける
オススメ度 ★★★☆☆
飼い主と離れることにはなりますが、信頼できる人に預かってもらえればひと安心。3匹の猫を飼っている辻さんも、友人・知人と自助グループをつくり、ペットが安全に避難できる場所を確保しているそう。
「平時からのつながり&根まわしが大切です」
●3:同行避難
オススメ度 ★★☆☆☆
基本は屋外でのケージ暮らしとなります。
「飼い主と離れる訓練ができ、ケージの中にずっと入っていても大丈夫で、その中で排泄ができる子は、同行避難でも比較的、ストレスが少なく過ごせる」と辻さん。
言い換えれば、そうした訓練ができていなければ、同行避難は相当なストレスがかかります。
●4:逃げるリスク大!の車中避難
オススメ度 ★☆☆☆☆
「ペットを避難所に連れていけず、家族がローテーションで車中泊をしながらペットと過ごすというケースはよくあります」
ただ、慣れない車中に閉じ込められてペットにかかるストレスは大。逃げ出してしまうリスクも高いので、おすすめできないそう。