朝にタンパク質をとるときのポイント
ここからは朝食でとる際のポイントをご紹介します。
●1:野菜・海藻・キノコをプラスして栄養バランスUP
すべての画像を見る(全4枚)タンパク質の吸収を助け、体調を整えるために、ビタミン・ミネラル・食物繊維も一緒にとることが大切です。
・野菜→代謝を助けるビタミン・ミネラルが豊富(ホウレンソウ、小松菜、キャベツなど)
・海藻→体の巡りをよくするミネラルが豊富(ワカメ、ヒジキ、モズク)
・キノコ→腸内環境を整える食物繊維がたっぷり(シイタケ、エノキ、シメジ)
タンパク質と一緒にこれらの食材を取り入れることで、栄養バランスが整い、ダイエット効果がさらにアップします。
●2:タンパク質は「食べやすく・手軽に」
「朝からがっつりお肉や魚は食べにくい…」という人は、無理なく続けられる形で取り入れてみましょう。たとえば、みそ汁+豆腐+ワカメ+シメジは、温かくて食べやすく、栄養バランスもいいです。夕食時にみそ汁を多めにつくり、朝は温めるだけにしておけば時短にもなりますよ。
また、ゆで卵+小松菜のおひたし+納豆の組み合わせは、タンパク質とミネラルがたっぷり。小松菜などの野菜は、ゆでて冷凍しておけば必要なときにすぐ使えます。
サラダチキン+キャベツ+トマトの組み合わせはシンプルな食材ですが、食べやすく、ミニトマトなら洗うだけで切る手間もないので手軽にとることができます。
この「タンパク質+野菜・海藻・キノコ」をセットにすることで、朝からバランスのいい食事がとれます。また、魚の水煮缶を活用するのも、手軽に取り入れられるのでおすすめです。
●菓子パンやシリアルのみはNG
逆に、以下のようなNGな朝食の例もあります。
・菓子パンやシリアルのみ(糖質が多く、血糖値が乱れて太りやすい)
・ジュースだけ(ビタミンはとれるが、たんぱく質がゼロの場合が多い)
・朝食抜き(代謝が下がり、やせにくくなる)
「朝ごはんなんて適当でいい」と思っていた人ほど、朝食を見直すだけでダイエットが加速。朝のタンパク質で、無理なくダイエットを成功させることができます。
朝食を工夫してダイエットにつながる
ここまで朝食でのタンパク質の重要性についてご紹介してきました。まとめると、
・朝食を抜かず、タンパク質をしっかりとると、代謝が上がってやせやすくなる
・筋肉を守り、代謝を落とさないために朝のタンパク質は大事
・野菜・海藻・キノコをプラスすると、栄養バランスがさらにアップ
ということです。「朝食を少し変えるだけ」で、ダイエットの結果は大きく変わります。無理なく続けられる方法で、朝タンパク質を習慣にしていきましょう!