「大好き」という言葉の大切さを改めて感じた
すべての画像を見る(全3枚)本作には、鈴鹿央士さんやサンドウィッチマンのお二人がゲスト声優として参加。個性あふれるキャラクターが多数登場するなかで、「もし1日なれるとしたら、どのキャラクターになりたいですか?」と質問したところ、藤本さんが選んだのはアートリア公国に住む絵の上手な少年・マイロです。
「マイロは絵がうまいし、すごくキレイな心の持ち主でまっすぐ一途。劇中でマイロが幼なじみのクレアにあるひと言を告げるのですが、それがもうキュンってしちゃって。私も言われたい(笑)。ぜひ皆さんも映画館でキュンとして欲しいですね」
そんなマイロのセリフにも注目ですが、今回の『映画ドラえもん』も全編通して見どころが満載。それと同時に、観客に対してさまざまなメッセージが込められています。
「『映画ドラえもん』はいつもなにかのメッセージをくれますよね。今回の映画では、『大好き』という気持ちの大切さに気づかされました。たとえば、子どもが生まれたときには、『元気でいてくれればそれでいいよね』って思っていたのに、成長するにつれて求めすぎちゃっているな…なんて改めて振り返った部分もあります。
『大好き』って気持ちはやっぱりなに対しても強いから、その気持ちがあれば、がんばれたり、大変なことにも向かっていけると思う。だからこそ、自分ももう一度この気持ちを振り返って、お仕事や趣味とかに生かしていけたらいいし、子どもたちにも大好きなものを見つけられるようにしてあげたい。最近、『大好き』って言えてない、探さなきゃいけないなっていう気持ちにさせてくれので、子どもはもちろんですが、ぜひ大人も一緒に見てほしいですね!」
【作品情報】
『映画ドラえもん のび太の絵世界物語」』
原作:藤子・F・不二雄/監督:寺本幸代/脚本:伊藤公志
キャスト:ドラえもん:水田わさび/のび太:大原めぐみ/しずか:かかずゆみ/ジャイアン:木村昴/スネ夫:関智一 ほか