子どもたちの独立で久々のひとり暮らしをすることになり、軽トラック2台分の荷物を処分をしてコンパクトな物件に住み替え。インスタグラムで発信する「持たないおひとりさま生活」が、幅広い世代の共感を集めているようさん(現在50代)。ここでは、厳選したお気に入りに囲まれたようさんの暮らしを切り取った著書『50代、賃貸ひとり暮らし。 ものを手放して見つけた、 私らしい日常』から、現状復帰可能なセルフリノベーションのアイデアについて抜粋して紹介します。

スマホで写真を撮るようさん
ようさん(現在50代)が、自分らしい空間づくりのためにしている工夫とは?
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水に強い「フロアシート」で掃除もラクに

5年前に自分のエステサロンをオープンしたときに、友達から紹介してもらった業者さんに内装をお願いし、私も手伝いながら一緒につくっていきました。そのとき「フロアシート」の存在を知り、敷き方を教えてもらうことに。壁紙の貼り方なども、ちょっとしたコツとともに学びました。

築古のわが家。古さが気になるところがいくつかあり、もっとお気に入りの空間になるように、初めてセルフリノベーションに挑戦することにしました。

ようさんキッチン出窓

キッチンの出窓には、ベージュのタイル調のはがせる壁紙を貼っています。もともとはステンレスだったのですが、明るくなりました。

ようさんキッチンのフロアシート

また、シンク前から冷蔵庫下の床には、キッチンマット代わりに大理石調のフロアシートを敷いています。じつはLの字になるようにカットしていて、冷蔵庫の下までシートが敷いてあるんですよ。

今まで何回も引っ越しをしてきましたが、冷蔵庫の下がいつも汚くなって、退去する前の掃除が大変で…。掃除してもどうしてもきれいにしきれず申し訳ないと思っていたので、「今回は最初から敷いちゃおう」と、冷蔵庫を運び入れる前に敷きました。洗濯機の下にも、同じようにフロアシートを敷いています。

このフロアシートのよかった点は、水に強いこと! 表面がつるつるしているので、濡れても汚れても、すぐに拭くことができます。部屋のサイズに合わせて大きさの調整ができるのもいいですね。