もの選びの基準は「この先も持ち続けたいか」
すべての画像を見る(全6枚)薬箪笥の上には、同じく上海で買った茶壺や器もディスプレイしています。この器たちも、手放すことができなかったお気に入りです。
また、ものを仕分けていくなかで、「この先も残したいもの」が明確になりました。手元に残したものの基準は以下です。
・思い出のもの…写真、子どもたちが小さい頃に書いてくれた手紙、よくできた工作や作品など
・この先も持ち続けたいと思ったもの…買い直しのきかない服やバッグ、本、食器など
ちなみに、子どもたちの部屋は本人にそれぞれ片付けをしてもらいました。子ども部屋の家具や収納はほとんど処分しましたが、整理するのに時間がかかったのは思い出のもの。子どもたちが小さい頃の工作や描いた絵、作文、賞状、通知表などもたくさん出てきたので、相談しながら整理していきました。
最後にはベストオブベストの作品たちが、2人合わせて段ボール1箱分くらい手元に残りました。娘が幼稚園生のときに描いた、かぼちゃが転がっている絵本も残してあって、とっても可愛いんです。いつか結婚式で出してやるぞ~なんて、密かにたくらんでいます(笑)。
『50代、賃貸ひとり暮らし。ものを手放して見つけた、私らしい日常』(扶桑社刊)では、部屋を広く見せる家具選びのコツ、シンプルだけど“なんか素敵”なインテリア、ズボラでも片付けやすくキレイが続く収納やプチ掃除など、簡単でマネしたくなるアイデアをたっぷりご紹介。軽トラ2台分のものを手放し、第二の人生をスタートさせたようさんの「自分で自分をごきげんにするアイデア」満載の一冊です。
