洋風のLDKのそばに無理なく和の空間をつくれる「畳コーナー」。5年前にハウスメーカーで家を建てた日刊住まいライターは、3.6畳とコンパクトなコーナーではあるものの、おかげでLDKを広く感じることができています。リビングとダイニングの中間位置につくったので、アクセスよし。子育てに便利に活用しています。詳しくレポート。
使い勝手抜群な3.6畳の畳コーナー
筆者は妻と、3歳と1歳の子どもと4人で暮らし。5年前にハウスメーカーで2階建ての家を建てました。1階にはLDKと畳コーナーがあり、北側には水まわりがあります。
設置した畳コーナーのサイズは縦270cm×横220cmで、特別広いわけではありません。しかし、この畳コーナーが隣接しているおかげで、LDKが実際より広く感じます。
さらに、この畳コーナーには、子育て世代のわが家にはうれしいポイントがいくつかあります。このメリットについて詳しくリポートします。
リビングとダイニングからアクセスしやすい
よくある間取りの1つに、「リビングとダイニングが一直線上に並んでいる」というものがあります。これに対してわが家の場合、リビングとダイニングの配置は斜めに。かつ、リビングとダイニング間の動線と畳コーナーが接しています。
じつはこの間取りのおかげで、畳コーナーが大活躍しています。長く時間を過ごすリビングとダイニングの中間に位置してアクセスしやすいので、大人がちょっと休んだり、子どもたちが遊んだりと、自然に使えるのです。
もしも、畳コーナーがLDKの端にあったとしたら、活用の機会は減っていたかもしれません。
