15cmの小上がりが子育て世帯にはちょうどいい
リビングとダイニングの間にあるとはいえ、畳のある空間はやはり和の空間。洋風のリビングとダイニングから、少し仕切りたい気持ちがありました。
すべての画像を見る(全5枚)そこで筆者宅の畳コーナーは小上がりにしています。小上がりの高さは15cm。
モデルハウスにある畳コーナーだと30cmくらいの場合が多いです。筆者も当初はそうしようと考えました。
しかし、将来的に子育てを考えたときに高すぎるのではという懸念があり、変更することに。結果的には、実際に子育てをする中で15cmという高さは正解だったと感じます。
子どもは親の目を盗んでいろいろといたずらをします。たまに、この畳コーナーからも転がり落ちてしまうことも。
ですが、15cm程度の高さであればケガになることは、ほぼありません。それに当初の目的である「空間の仕切り」の役目もしっかり果たしています。
15cmの小上がりというのは間取りとしても子育てとしても絶妙な高さでした。
和紙のプリーツスクリーンを降ろせば独立した空間に
さらに、筆者宅の畳コーナーは小上がりによる「視覚的な仕切り」に加えて、プリーツスクリーンにより、完全に空間を遮断できます。和紙素材なので、畳コーナーの和の空間と見た目もマッチ。
素材は和紙であるものの、畳コーナーの内外の視界はしっかりとさえぎってくれており、仕切りとしての機能はバッチリ。親戚が宿泊した際には、この畳コーナーに寝泊まりしてもらいました。プリーツスクリーンを閉じた畳コーナーは、とても落ち着いた空間で満足してもらえたようです。
リビング&ダイニングとのアクセスもよく、子育てにも使いやすい。スクリーンで完全に仕切れば、和の空間としての使い心地にも納得。筆者のお気に入りの空間となりました。