場所をとるけれど、捨てるのが面倒な大型家具。ESSEフレンズエディターのメンバーで整理収納コンサルタントの奥田明子さんは、1年前に婚礼タンスを手放しました。捨てるまで長い間悩んだという奥田さんが、手放してから1年経って感じたことを、よかったことや悪かったことと合わせて紹介します。
すべての画像を見る(全6枚)婚礼タンスを手放すきっかけ
結婚当初から使っている婚礼タンスは、がっしりとしたつくりで、部屋の中でもひときわ存在感のある家具でした。普段片づけを仕事にしている私でも処分すべきか悩みつつも、捨てるのは両親に申し訳ないような気がして、なかなか決断できずにいました。
けれど、娘に残すわけにはいかないし、いつかは手放す必要があると思い、気力があるうちに思いきって決断。それから1年が経ち、問題を先送りせずに行動して本当によかったと思っています。
手放すメリット:ものの見直しタイミングになった
婚礼タンスを手放してよかったことは、「ものの見直しができた」点です。
処分する前に、まずは中に入っていたものを今ある家具で収納できるよう、ものの見直しから始めました。
その一環として、サイズ違いでもっていた無印良品のスチールユニットシェルフ2台を入れ替えて活用。タンスの中にあった仕事道具の収納がたりなかったので、2階で本棚として使っていた小さいほうを1階のキッチンへ、代わりにキッチンで使っていた大きめのほうを2階の仕事部屋へ移動させました。
この入れ替えをきっかけに、ものを見直すいい機会になりましたし、キッチンラックが小さくなったことで掃除がしやすくなったのもうれしい変化です。
また、タンスに入れていたシーズンオフの洋服も、クローゼットに移動するために見直すことができました。