「今まで当たり前だったことが、自分の暮らしに合わないかも…」そう思ったことはありませんか? 「その時々の暮らしのスタイルや気分によって、家事や掃除を見直しています」というのは、築53年の賃貸マンションで、3匹の保護猫と暮らしているフォトスタイリストのヤノミサエさん。思いきってやめたら家事・掃除がラクになったことについて伺いました。

当たり前だった家事をやめてみた
当たり前だった家事をやめてみた
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1:「マット・ラグ類」をやめた

マットなし

キッチンにはキッチンマット、トイレにはトイレマット、玄関には玄関マット。昭和生まれの私にとって、敷くのが当たり前だったマット。

猫と暮らし始めたことで抜け毛がついたり、爪とぎをされたり、嘔吐されるようになったので、思いきって「マット類はもう買わない! 敷かない!」という選択をしました。

マットなし

やめてみたところ、掃除の度にマットをめくらなくてもいい、掃除機をかけなくていい、洗濯しなくていい、と家事が格段にラクになったのです。

マット類を敷かなくなったことをきっかけに、ラグ類も敷かなくなりました。インテリア的には敷いたほうがポイントにもなりますし、見栄えもよくなるのは分かっているのですが、今は掃除・洗濯をしなくてもいい手軽さを選んでいます。

2:「掃除機」をやめた

掃除

掃除機を使った床掃除をやめて、10年以上が経ちます。当時発作の出る猫と暮らしていたことがキッカケで、大きな音が出る掃除機を使うのをやめたのです。

実際掃除機を使わずに床掃除を始めたところ、フローリングだったらフロアワイパーを使うことで問題なく掃除ができることが分かりました。ちょうどマット類も敷かなくなった時期だったので、なにも敷いていない床掃除の手軽さに感動! 以降ずっとフロアワイパーで床掃除をしています。

掃除機

とはいえ、場所によっては掃除機を使ったほうがいい場所もあります。タイル貼りの床など、凹凸がある床面はフロアワイパーでゴミが取りきれないので、先端にブラシをつけたハンディ掃除機を使って掃除をします。

充電式のコードレスタイプを選べば、コードを気にせず家中どこでも手軽に使えて便利です。