●定期的に運動をして自律神経を鍛えよう

「ニーアップ」
ひざを高く上げて歩く「ニーアップ」は、運動量が高くおすすめ。普段の歩行にプラスを
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運動は症状を軽くする効果が。「運動により自律神経の活動が活発に。運動後は交感神経が副交感神経に切り替わりやすくなり、体温調整がうまくできる体に」(高尾先生)

●発酵性食物繊維をとって腸内環境を整える

腸内環境を整えると自律神経のバランスが整いやすくなります。「腸活に役立つのが食物繊維。なかでも最近注目が、善玉菌のエサとして優れている『発酵性食物繊維』。もち麦、イモ類などに多く含まれます」(金丸さん)

<大豆イソフラボンを含む大豆製品を積極的に食べる>

大豆

女性ホルモンのエストロゲンに似た作用をするイソフラボンは大豆製品に多く含まれています。「更年期こそ、日本の食卓になじみ深い納豆や豆腐などを積極的に食べて」(金丸さん)

ツボ押しやヨガ、アロマセラピーなどを行う場合、妊娠中やその可能性がある方、持病のある方は事前に医師と相談してください。また、試してみて痛みや不調があるときは、すぐに中断してください。

西洋医学に基づかない鍼灸やマッサージ、アロマセラピーは体質改善を目指すものであり、効果・効能には個人差があります