●アイロン要らずのカジュアル服でラクちん
強いてデメリットを挙げるなら、乾燥や絡まりによる衣服のダメージでしょうか。その点、アメリカで購入する衣服は下着を含め、頑丈にできているような気がします。流行のおしゃれ着でも、タグを確認すると洗濯機、乾燥機に対応していることがほとんどです。
そもそもIT企業を中心に、カジュアル服での出勤が基本のアメリカ西海岸シアトル。家にアイロンはありますが、コロナ禍のリモート勤務が続いていることもあって、ほとんど出番がありません。クリーニングに出すことも年に1度くらい。
じつは乾燥機を使うと、洗濯物が中でふんわりバラけるので、干すよりも洗濯ジワは目立たなくなります。乾燥機から出す際、グチャグチャに丸めたりはせず、優しく扱うことがポイント。
私はシワを残したくない衣服を乾燥機から1枚ずつ取り出し、ハンガーにかけてそのままクローゼットにしまっています。そうすることで、たたむ手間も省けます! また、乾燥による縮み対策として、ちょっと大きめサイズの衣服を購入するのもおすすめ。ちょうどファッションはオーバーサイズのトレンドが続いていますね。
すべての画像を見る(全4枚)ちなみに、アメリカでは乾燥機用の「柔軟剤シート(ドライヤーシート)」も一般的です。使い方は、洗濯物と一緒に入れて乾燥機を回すだけ。タオルもふっくら仕上がります。ただ、うちの子どもはそうした化学薬品にアレルギーがあるらしく皮膚がかぶれてしまうため、柔軟剤は洗濯機用の液体含めて現在は使っていません。
最近はドライヤーシートの代わりに、「ドライヤーボール」と呼ばれるボールを乾燥機に複数個入れて回すのが、エコだと話題に。化学薬品の影響もなく繰り返し使え、絡まりや静電気の防止にもなると評判です。気になる方はぜひお試しを!