リュックの中身を減らす代わりに、スマホアプリを充実化

リュックの中身
去年より量は減らしても質はキープ
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被災時に、手を繋ごうとせず走り回る息子を追いかけるには、身軽に動けることが重要。13kgの子どもを抱っこすることになると荷物は軽いほうがいいので、防災リュックは中身を厳選しました。

●厳選したリュックの中身は…

ジップ袋
ジップ袋に入れて水濡れを回避

リュックの中身をご紹介すると…

<食糧>

・グリコ保存缶
・水だけで食べられる非常食
・飲料水

<命を守るもの>

・懐中電灯(ラジオ一体型)
・ガムテープとマジック
・マスク
・使い捨てカイロ
・ばんそうこう

災害時は停電して真っ暗になるので灯りは大切。ガムテープは靴や服が破れたときの補修に、メモ代わりに、ケガ部分にタオルを当てて固定するときに、とさまざまな活用法があるので、ペンと一緒に入れておきます。

<快適に過ごすためのもの>

・携帯用トイレ
・小銭
・給水用のペットボトル
・生理用品

小銭は停電によってキャッシュレス決済ができなかったときのために。ペットボトルは給水を受けるときに容器がないと困るので、空っぽのものを1本。

生理用品は吸水ショーツを用意するのもおすすめです。ムレやゴワつきなどの不快感から解放されますし、シャワーできる環境が整っていれば洗って繰り返し使えるので、避難中にナプキンのストックがきれることへの不安も減ります。

オムツ類
オムツ類はひとまとめにし、ワンアクションで持ち出せるように

息子のオムツ類は、普段のバッグからポーチごと持ち出します。おしりふきやゴミ袋、除菌グッズなどをまとめているので、これだけ持ち出せばOK。

最後に、忘れると困るのがモバイルバッテリー。スマホのフル充電で300~500回くらいで寿命を迎えるそう。わが家の使用頻度はおそらく100回程度ですが、緊急時に困らないよう新調することも考えています!

●知育系と災害時用アプリをもしもの前にダウンロード

ホーム画面
アプリは1つのグループにまとめ、トップ画面に

2歳児が避難中、飽きずに静かに過ごせるようにするために知育アプリをゲットしました。

<ワオっち!、あそベビー>

どちらも2歳児の我が子が遊びながら学べる知育アプリ。パズルや迷路などのゲームが充実していて、課金せずにすべて無料で楽しめるところも魅力です。避難場所や避難状況に合わせて利用する予定。

また、災害時は情報が錯綜し、デマに振り回されることもありました。
・情報元の信頼性やスピード
・オフラインで利用できるか
・使い勝手
などを踏まえ、防災向けのアプリを入れ替え。

<特務機関NERV(ネルフ)防災アプリ>

気象庁本庁舎と専用線でダイレクトにつながっているため、テレビの速報より10秒以上早いとか! 地震をはじめ、津波や噴火などさまざまな防災情報を受信できます。

<ゆれくるコール>

緊急地震速報でおなじみのアプリ。防災に役立つ情報を紹介するコラム「+ソナエ」では、“緊急地震速報とは”、“街で地震に遭ったら”といった地震に備える情報を多数紹介。イラストつきでわかりやすいです。

<全国避難所ガイド>

現在地からいちばん近い避難場所や避難所をマップで表示。オフライン時でもキャッシュ保存された情報が表示されるそう。コンパス機能やARカメラ機能が避難所や自宅まで案内してくれます。

そのほか、住んでいる県と市、首相官邸(災害・危機管理情報)の公式Twitterは以前からフォローずみ。自治体によっては災害時向けの公式アプリもあるので、チェックしてみてくださいね。

●節目、節目で確認することが大切!

昨年考えた防災リュックの中身は、1年たって今のわが家には合っていませんでした。子どもが1歳だったので心配な部分をカバーするように多くのものを用意していましたが、今はリュックが重くて緊急時に身軽には動けないと実感。

普段の忙しさから防災意識をキープするのは難しいですが、やはり再確認しやすいのは、東日本大震災や熊本地震が起きた3~4月、9月の防災月間などのタイミング。ニュースに触れた折で定期点検をしていこうと思います。

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