●大好きなアクセサリーを身に着ける
すべての画像を見る(全4枚)洗顔後、毎朝行っているのが今日のアクセサリー選び。「おしゃれが大好きなので、家でもお気に入りのアクセサリーを着けています。身支度をちゃんとしていると、気持ちにやる気のスイッチが入ります」。
ブタのピアスは若いころに旅したメキシコで。アンティークのカメオのブローチは叔母からもらった高級品で、指輪は鎌倉のインディアンジュエリー店で見つけたもの。好きなものが変わらないので、どれも50年以上使いつづけている思い出深いものばかり。
●いくつ歳を重ねても勉強する
伊藤さんの実母は日本人で実父はインドネシア人。実父の国の言葉を学びたいと、4年前からインドネシア語講座に通い始め、毎日、地道に勉強中。「レベルが高くて私のような初心者はついていくのに必死。でも、それが楽しくて」。
庭仕事を終えたあと、お昼を食べたあと、午後にひと息つくときなど合間に宿題をこなし、なんとかついていっているのだとか。「ちっとも上達しませんが、いま勉強しているということ自体が幸せ、それだけで大満足です」
『別冊天然生活 きょう・のち・あした 歳を重ねて楽しむ暮らし』(扶桑社刊)では、日々の暮らしのこと、食事のこと、健康のこと、ファッションのこと…、歳を重ねたからこそ見つけた楽しみや工夫を、こぐれひでこさん、石黒智子さん、引田かおりさん、紫苑さん、セツばあちゃんなど、8人の方に教えていただきました。
歳を重ねるうちに、出てくる悩みもあれこれ。コンプレックスに寄り添った洋服選びや、転ばないためのお手当て、大切な人との最後の時間や介護のことについてもご紹介しています。