ミニマリストが15年以上続けていることを紹介します。教えてくれたのは、カナダに住みながら、もたない暮らしを発信をしているブロガーの筆子さん(60代)。50代を前に生活を大きく見直し、趣味や運動を取り入れながら日々の暮らしを楽しんでいます。今回は、生活の一部になっているという3つの習慣について教えてもらいました。
※ ESSEonline10周年の記念特集「私と10年」。ESSEonlineライターが「この10年で続けてよかったこと」をテーマに書き下ろします。
すべての画像を見る(全3枚)1:シンプルな暮らし
50歳になる前から、シンプルな暮らしを心がけてはいました。でも実際には、書類と本がとにかく多かった。減らしても減らしても、ものに囲まれている状態でした。
転機になったのは、アメリカのミニマリストたちのブログを読んだことです。ものが少ないだけでなく、環境にやさしく、お金もたまる。そんな暮らし方に惹(ひ)かれて、本格的にものを減らし始めました。
15年続けてみて、暮らしは大きく変わりました。ものの管理に時間を取られなくなり、掃除は週に1度で十分。作業に取りかかるときに、まず片付けから始める必要がありません。部屋が視覚的にすっきりしているので、それだけでストレスが減ります。
いちばん大きな変化は、好きなことに使える時間と余裕ができたことです。余計なものの世話に使っていた時間と体力が戻ってきました。だから本当にやりたいことにエネルギーを注げています。
ミニマルライフが続いているのは、気持ち的にラクだから。少しずつ工夫したり改善したりするのが好きな私に合ったライフスタイルだと思います。
2:スロージョギング
私はもともと運動が苦手です。50歳になる少し前からウォーキングを始めましたが、秋になって寒くなると、外に出るのがつらくなりました。「走れば体は温まるかもしれないけれど、走るなんて絶対に無理」だと思っていました。
そんなとき、当時購読していたメルマガでスロージョギングのことを知りました。歩くくらいのスピードで、息をきらさず、会話ができる程度にゆっくり走ります。これなら私にもできるかもしれないと思い、試しにゆっくり走ってみたら、30分も走れて驚きました。
それから15年。今も春から秋にかけて毎日走っています。最近は、ジョギングとウォーキングを半々くらいの割合で組み合わせています。
出かける時間帯は、夏場は朝、日照時間の短い季節はお昼前など、時期によって変えています。冬場は寒いし、足元が悪いので、代わりにミニトランポリンで体を動かしています。
走り始めてすぐ実感したのは、風邪を引かなくなったことです。今もめったにひきません。在宅で仕事をしていて人に会う機会が少ないこともあるかもしれません。それを差し引いても、体が丈夫になった実感があります。
日中に走ると確実に気分転換になりますし、夏の朝は単純に気持ちがいい。運動は苦手でも、ゆっくり走るだけなら続けられるものです。

