最高の睡眠環境のつくり方
寝具・照明・寝室の正解を教えます!
●照明
わずかな光でも眠りを妨げるので注意
光には覚醒作用があるので、寝室の照明はオフに。豆電球の光でも睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑え、眠りに悪影響が。
●枕
寝返りの打ちやすさと呼吸のしやすさを確認
あおむけ寝のときに首がスッと伸びて、ラクに呼吸ができるものが自分に合う枕。肩や首に圧迫感がなく、寝返りが打ちやすいか確認を。
●寝具
毛布のサンドイッチで寒さを寄せつけない
冷気は下にたまるので、毛布を活用して保温効果を高めるのがコツ。敷布団の上に毛布を敷いて横になり、羽毛布団、毛布の順にかけましょう。布団を何枚も重ねると、寝返りが打てないので注意して。
●窓
すべての画像を見る(全4枚)部屋を冷やす冷気は窓際でブロック!
室内の暖かい空気は、窓際で冷やされて床にたまります。厚手のカーテンや断熱シートを活用し、窓からの冷気を防ぎましょう。
二重窓の設置が効果的
二重窓にすると部屋が冷えにくくなり、光熱費の節約にも。補助金が出る自治体もあるので確認を。
●室温・湿度
暖房と加湿器の併用で暖かい部屋をキープ
冬は室温18~23℃、湿度40~60%が理想的。冬は布団の中と外で温度差が大きく、ヒートショックの危険性も。寒冷地では就寝中も暖房をつけて18℃以上を保って。
●睡眠の質を上げる! 最強のナイトウエア
3つの首とおなかを冷やさない工夫を
冬でも睡眠中に汗をかくので、吸湿性が高く、肌触りのいい素材を選んで。太い血管がとおる、首・手首・足首とおなかを守って防寒を。
●更年期は頭寒足温を心がけるとよく眠れます
頭はのぼせるのに手足が冷えるのも更年期特有の症状。それで眠れないときは、頭は布でくるんだ保冷材で冷やし、足元は温めて。