「旅行前に節約したい」、「食材が高騰していて金欠…」というときは、お財布に優しい食材で節約献立にしてみませんか? 豆腐や厚揚げでかさ増しすれば、お安く、おいしく、満足できます。今回は、時短料理を得意とするつくあや(Aya)さんの週3500円献立のつくり方を教えてもらいました。
節約のポイントは「買い物のリスト化」と「食材の下準備」!これであなたも節約上手
つくあやさんの書籍『つくあやの一汁三菜時短献立』(ワン・パブリッシング刊)より、1週間分のラクラク献立をご紹介。
食材は1週間分をまとめ買いし、週の初めにつくりおきや仕込みをします。当日つくるのはほぼ主菜だけ! これでラクにおいしいごはんを毎日楽しめます。
二人家族なら週に食費3500円も可能。ぜひマネしてみてくださいね!
●リストに沿ってお買い物
すべての画像を見る(全14枚)しっかりとお肉と野菜もバランスよく買ってこのボリューム。
お肉は鶏ささみ、豚こまなど安くてもタンパク質たっぷりなものを、お野菜はカット野菜も購入して使いきれる量を、という風に賢くお買いもの。
●仕分けと下準備
これをすれば毎日の料理がうんとラクになりますよ。
〈肉と野菜を各日に振り分ける〉
必要なものは下準備をし、2日目までの分は冷蔵、3日目以降の分は冷凍保存(足の早い厚揚げも)。
豚こま切れ肉:1日目→150g使用、1日目つくりおき→150g使用、4日目→200g使用、5日目→150g使用
合いびき肉:2日目→250g使用、7日目→150g使用
鶏ささみ:6日目→6~7本使用
生さけ:3日目→2切れ使用。ひと口大に切り、塩少々をふって10分おく
厚揚げ:4日目つくりおきに使用→1枚は半分に切った後、1cm幅に切る、7日目→1枚は厚みを半分にして十字に切る
〈7日分の汁物ミールキットをつくる〉
具材を切って各保存袋に入れ、1日目の分は冷蔵、2日目以降の分は冷凍。
1日目→シメジ1/4パックはほぐす
2日目→ニンジン1/2本は半月切り、タマネギ1/4個は薄切り
3日目→キャベツの葉2枚はざく切り、シメジ1/4パックはほぐす
4日目→コマツナ1/4束は4cm長さに、タマネギ1/4個は薄切り
5日目→大根3~4cm長さは短冊切り
6日目→コマツナ1/4束は4cm長さ、ニンジン4cm長さは半月切り
7日目→大根5cm長さは短冊切り、ニンジン4cm長さは半月切り、シメジ1/4パックはほぐす
〈鮮度キープ技もすると尚よし!〉
フリルレタス
50度の湯(熱湯:水=1:1にすると約50度)をボウルに張り、葉の根元を2~3分ひたす。水気をきってポリ袋に入れ、軽く口を閉じて野菜室へ。
キャベツ
包丁で芯をくりぬき、ぬらしたペーパータオルをつめてポリ袋に入れ、軽く口を閉じて野菜室へ。
ホウレンソウ
根元や茎の間の泥を洗い落とし、ペーパータオルで包んでポリ袋に入れる。軽く口を閉じ、根元を下にし立てて野菜室へ。
ニンジン
洗って水気をふき、ペーパータオルで包んでポリ袋に入れる。軽く口を閉じ、葉のつけ根を上にし立てて野菜室へ。