子育て、仕事など忙しい日々を送るなかで、「人生を楽しむ」心の余裕なんてなかなかない、という人も多いのではないでしょうか。著述家の中道あんさんも、60代になり、生き方に「遊び」を取り入れることで人生が変わった、といいます。今回、中道さんに、60代からの「自分時間の楽しみ方」について話を伺いました。

雪の中の中道あんさん
現在60代の著述家、中道あんさん
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60代で考えた「これからの人生」

私は、人生を楽しむために生まれてきたと思っています。とはいえ、そういう境地に立てたのは50代に入ってから。それまでは、専業主婦をやっていた頃は節約にはげみ、仕事をはじめてからは、家族のために仕事をすることで精一杯の毎日でした。

しかし、60代になった今、「60代ってあっという間に終わってしまう」ということをまさに実感しています。

この60代という年代は、じつはとても恵まれているように思えます。さまざまな役割から卒業し、ようやく自分のために時間とお金を使えるようになる。気力も体力もあり、これまで身につけてきた経験もある。まさに、この時期は「大人のゴールデンエイジ」なのではないでしょうか。

人生の終わりがいつかはわかりませんが、そのときに「あー、楽しかった!」と満足して言えたら、それが人生のすべてではないか、と考えています。

こうして、私は「60歳からは遊ぶように生きよう」と決めました。