円安や燃料費の値上がりの影響を受ける固定費。節約にも大打撃ですよね。そこで、毎月かかる出費を抑える方法を節約のプロ・あにかさん、小松美和さんに教えてもらいました。

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キッチンの光熱費を節約するコツ

ガスコンロと鍋
光熱費節約のコツ
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1日のうち何度も立つことになるキッチンは、水道光熱費節約の要です。

●Q.お湯を沸かす、料理をするときの電気代の節約法は?

A.少量の水は電気ケトル、パスタなどはガスが正解

お茶やコーヒーを入れるための少量の湯なら、ガスより電気ケトルの方が時間も早く1回当たり約0.34円おトク。パスタをゆでるなど、大量の湯を沸かすときはガスが割安なので使い分けを(あにかさん)。

140mlのお湯を沸かす場合の料金は、電気ケトル約0.50円、やかん(中火・ガス代は東京ガス都市部の9月の単価を平均化したもので計算)約0.84円(エネチェンジ調べ)

●Q.省エネになる料理の工夫が知りたい!

光熱費節約にはまとめ調理がおすすめ
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A.まとめ調理で時短&光熱費の節約に

野菜の下ゆではお湯より、電子レンジが時短&節約に。おすすめは、ひき肉とみそを炒めてつくる肉みそのつくりおき。電子レンジで温めれば、うどんやカレーがすぐつくれてガス代を節約できます(あにかさん)。

お風呂のガス代をカット

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寒くなるとお風呂のガス代はかさみますが、少し工夫すると快適さを損なわず節約することができますよ。

●Q.節約にもなる効率的なシャワーの浴び方はありますか?

A.シャワーで首、手首、足首を重点的に温めて

寒いとついシャワーを浴びる時間が長くなりがち。先に太い血管のある首、手首、足首に温かい湯をかけて血行を促してから体全体を流すと、効率よく体が温まり、短時間でポカポカになりますよ(小松さん)。

●Q.お風呂がすぐに冷めてしまいます

A.アルミシートで湯船の温度ダウンを防止

家族がなるべく時間をあけずに入浴するのが理想ですが、時間があいてしまうときは湯の上にアルミシートを広げて浮かべ、さらにフタをすると冷めにくく、追いだきが不要に(小松さん)。