クローゼットはパンパンなのに、なぜか今着たい服がない…。そんな悩みに正面から向き合ってみました。今回100着以上を捨ててみて気づいた「着たい服がクローゼットにない理由」をお伝えします。
すべての画像を見る(全12枚)服捨てる春。マワハンガーのおかげでさらに100着を処分
ちょうど1年前に「不要な服120着を処分。マワハンガーでクローゼットが変わった」という記事を書きました。服を大量に処分してハンガーラック3つを処分し、備えつけのクローゼットに手持ちの服すべてを収納したのですが…。その後の顛末をお伝えします。
●80本まで増えたマワハンガー。服をかけすぎてシワクチャに
服を大量に処分した1年前。しばらくはその状態をキープしていたものの、1年かけてゆっくりと服が増え、リバウンドしてしまいました。
基本的に買い物が好きなので、クローゼットのスペースがあいたことで「まだ服が入る! また服が買える! ヒャッホー!」という気持ちになってしまったのです。
前回は片づけの仕上げに型くずれしない、ずり落ちないドイツの高級ハンガー「マワハンガー」を20本買いました。丸いフォルムが肩のラインにフィット。少しベタついたような素材のおかげでずり落ちません。
そんなマワハンガーも今や80本まで増え、結果としてクローゼットが以前にも増してギュウギュウに。
本当はハンガーの間隔をあけて服と服が触れ合わないようにすれば服を選びやすく、取り出しやすいはず。でもハンガーが増えた今、少しベタつくマワハンガーのおかげで服が取り出しにくいことこの上なく、服が重なったままシワクチャになっていました。
そこで1年前のようなすっきり、取り出しやすいクローゼットに戻すべく、「着ない服」を選り分けました。
●まだ着られるのに捨てた理由
ここでは今回処分することを決めた服とその理由をまとめつつ、増やさない工夫を考えたいと思います。
セントジェームスのボーダーTとグリーンレーベルのカーディガン。どちらもまだきれいなのですが、太ったせいできつくなってしまいました…。
ジャーナルスタンダードのスカート(右)。すべすべシャカシャカした素材とふわっと広がるAラインがドレッシーな1枚です。こちらを手放す理由は、テレワークが増えたこと。家の中でこのスカートを着たくないので必要ないと思いました。
こちらのノースリーブニット(3色買い!)とミントグリーンのスカートは去年の夏によく着ていたのですが、コットンでないため着心地が固く、またお手入れが大変なので手に取らなくなってしまいました。今年の夏は着ないだろうと思い、処分します。
サテンパンツも2色買い。気に入っていたのですがシワになりやすく、家にいることが多いのでどうしてもデニムやスウェットパンツに比べて登場回数が少なくなりました。
カラーパンツも2色買い…。まだまだトレンドなのですが、シワを気にしながら大切に履くというのが今の気分ではなくなりました。シワが気になる素材やアイテムは今後も買わないほうがよさそうです。
また、イロチ買いすると着心地やラインが気になった際にまとめて着なくなるので、「気に入ったアイテムは1つのみ」を徹底していきたいと思います。
スカート類は、ポケットがついていないものも自然と履く機会が減りました。これも今後買い物をする際に「ボトムスはポケットつきがマスト」とルール化したいと思います。
そのほかシワクチャになったシャツや着古したパジャマ、こちらの写真にない下着や靴下など合わせて100着以上を処分。zozoの買い取りサービスや寄付のほか、状態が難しいものは捨てることに。
またしてももったいない買い物をしたなと思いつつも、クローゼットがすっきりしていくのが快感で、捨てハイ状態になりました。