がんばった自分へのごほうびは「絶品スイーツ」を食べるをいう方も多いのでは？ 今回は、ちょっぴり本格派のチョコスイーツのレシピを、人気フードコーディネーターのyuka*cmさんに教えてもらいました。ぜひこのお休みにおうちでつくってみませんか？
本格チョコスイーツをおうちで
しっとりクッキーで生チョコをぜいたくにはさんだ「生チョコサンド」。
●yuka*cmさん流失敗しないお菓子のコツ
1：材料は常温に戻す
生地がダマになるなど、仕上がりに影響するため、冷蔵庫から取り出した卵や乳製品は、常温に戻して使う。
2：卵の分量は正確に
卵はサイズによってグラム数が違います。おいしさのポイントなので、面倒でもきちんと量って。
3：チョコレートの湯煎は要注意
湯煎に使う湯の温度が高すぎたり、水分が混ざったりすると分離してしまうことも！ 十分に気をつけて。
●生チョコサンド
材料（4個分）
［生チョコ］
- 板チョコレート（ブラック） 100g
- 生クリーム（乳脂肪分47％前後） 55g
- 水あめ（あれば） 5g
［クッキー］
- バター（食塩不使用） 65g
- 粉糖 35g
- 塩 ひとつまみ
- 卵黄 20g（約1個分）
- A［薄力粉120g アーモンドパウダー20g］
【つくり方】［生チョコ］
〈前日〉
◎チョコレートは細かく刻む
◎10×10×高さ2.5cmの型（または2.5cm幅の厚紙で10cm角の枠をつくり、バットに置く）にクッキングシートを敷く
（1） チョコレートは耐熱ボウルに入れ、電子レンジ（600W）で2分ほど加熱して溶かす（または約50℃の湯にボウルをつけて湯煎）。
（2） 小鍋に生クリーム、水あめを入れて弱火にかけ、ふつふつしてきたら火を止める。
（3） （1）に（2）を一気に流し入れ、ゴムベラでしっかりツヤが出るまで、上の写真のように混ぜる。型に流し入れ、平らにならして、冷蔵庫でひと晩（6～8時間）冷やし固める。
【つくり方】［クッキー］
〈前日〉
◎バター、卵黄を常温に戻す
◎粉糖はふるう
◎Aは合わせてふるう
（1） ボウルにバターを入れ、泡立て器で混ぜる。粉糖と塩を加え、粉っぽさがなくなるまでゆっくりすり混ぜ、卵黄を2回に分けて加え、その都度しっかり混ぜる。
（2） Aを加え、ゴムベラで混ぜてひとまとめにし、平たくしてラップで包む。冷蔵庫でひと晩（6～8時間）寝かせる。
〈当日〉
◎オーブンは160℃に予熱する。
（3） （2）の生地を一度もみ、クッキングシートにはさんで20×10cm以上を目安に厚さ約3mmに伸ばし、冷蔵庫に入れて30分ほど寝かせる。
（4） 5×5cmの正方形に切り、クッキングシートを敷いた天板に並べ、160℃に予熱したオーブンで15分ほど焼く。
［仕上げ］
〈当日〉
（1） 温めたナイフ（熱湯をかけてから水けをふく）で、上の写真のように生チョコを4等分（5×5cm）に切る。
（2） 上の写真のように温めたナイフで生チョコの表面をなぞり、表面を軽く溶かしてからクッキーではさむ。
［1個分517kcal］
＜Memo＞
生チョコの材料はつやが出るまでしっかり混ぜる。仕上げは、ナイフを温めるときれいに切れる。表面もなぞって溶かしてからはさむと、はがれない。
＜アレンジ＞
生チョコだけつくるなら仕上げにココアパウダーをまぶして小さくカット！
