卵とバターを使わないパン教室「toiro(トイロ)」を主宰する幸栄さんの暮らしのエッセー。
2人の娘をもち、簡単につくれるおやつや、だれでもまねできるインテリアアイデア、家事を楽しくする方法など、なにげない暮らしを楽しむコツが人気の幸栄さん。今回は、バレンタインを楽しむアイデアを教えてもらいました。
バレンタインは手づくりするか問題
そろそろバレンタインの季節。お店には手づくりグッズやチョコレートたちが並び始めました。
毎年バレンタインはチョコチップクッキーを焼いていたのですが、今は厳しい時期。手づくりのお菓子を渡すのは気が引けてしまいますし、人によってはもらって困ってしまうかもしれません…。
パン教室をしている私も、パンをつくってプレゼントするということを気軽にできなくなってしまいました。私はよくても、もらった相手はどう思うかわかりません。でも子どもたちは「バレンタインは手づくりしたいー!」と言うでしょうね。わが家の二女も悩んでいたので、こんな方法を考えてみました。
●市販品のクッキー・トッピング・チョコの3つでOK
まず用意するのは、シンプルな市販のクッキーと、チョコスプレーやフリーズドライフレークなどのトッピング。
最近は100円ショップなどにもかわいいトッピングがたくさん売っていますので、あれこれ選んで楽しんでみてください。
そして「上掛け用チョコ」。
私は使用しているのは、富澤商店の「ノベルビター(上掛け用チョコ)」。チョコを溶かすのってとても難しいし、板チョコだと分離してつやがなくなってしまったりすることもありますよね。でも、これならいつでもつやつやの溶かしチョコができますよ。
湯せんで溶かすとき、チョコのなかにお湯が入らないように気をつけてください
●つくり方は簡単!クッキーのチョコアレンジ
つくり方は簡単! 溶かしたチョコをクッキーにつけて、クッキングシートの上などにのせます。チョコが乾く前に好きなだけ好きなトッピングをのせたらできあがり。
この上掛け用チョコは乾くのが早いので、トッピングをあらかじめお皿などに出しておくと作業がしやすいですよ。
チョコがしっかり乾くまで待ちましょう。
たったこれだけのことですがこんなかわいいチョコクッキーのできあがりです。
あまり手を加えていないので、家族同士など身近な人とのやりとはしやすいのではないでしょうか?