気がつけば、家の中のものはどんどん増えていくもの。でも、お子さんがいても、持ち物が多くても、お部屋をすっきり見せるコツがあります。
共働きで4人の子育てをするブロガー・ベリーさんが、すっきり見せのために使っているアイテムについて教えてくれました。

大家族でも色とサイズを統一すればすっきり見える。おすすめアイテム

毎日暮らしていると、自然とものが増えていきますね。わが家は子どもが4人いる6人の暮らしです。大人のもの、子どものもの。保育園児の下の子たちのもの、小学生の上の子たちのもの。人数が多く年齢の幅が広い分、家にある「もの」の種類はさまざまです。

増えていくものの中でも、すっきり暮らしていくために。わが家の場合、複数持つものは「シンプルなデザイン」で「色を統一」するようにしています。

●タオルの色とサイズはすべて統一

たたまれているタオル
タオル類はすべてフェイスタオルに。色はシンプルに統一するため白
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タオルは、色や柄のバラエティがかなり豊富なアイテムのひとつ。買い替えのたびに、その時々のタオル売り場で「これ、いいなあ」と思うものを手に取ると、あっという間に色とりどりのタオルが家の中に増えていきます。

タオル置き場が収納棚やカゴの中なら気になりませんが、わが家の場合は脱衣所に置いている洗濯機の横に「出しっぱなし収納」です。ぱっと目に入る色の数を絞りたいから、タオルは白。いつも、イトーヨーカドーで2枚1組、400円くらいのものを購入しています。

タオルを干す様子

色とサイズを統一すると、干しているときもなんだかすっきり。わが家の場合はいつも同じタオルをリピ買いしていますが、まったく同じタオルでなくても、色とサイズを統一するだけで、ずいぶんとすっきり見えるはずです。

●小皿は同じサイズのものを多めにそろえる

重ねられた小皿

食事の時に取り皿として使っている小皿は、無印良品の「白磁皿 小」(290円)でそろえています。大人も子どももまったく同じものを使っていて、朝食で使ったものは夕飯前に食洗機で洗うので(朝は子どもたちを送り出し、さらに自分の身支度と出勤…洗う暇がありません)、同じ皿が14枚もあります! 洗えずたりなくなってしまう問題もありませんし、なにより白い小皿であればどんなお料理にも映えます。和食、洋食、中華…料理の種類も問いませんので献立に困ることもなくなりました。

引き出しに食器

皿のサイズをそろえることで収納スペースに収納しやすいですし、食洗機のセットが簡単になるメリットもあります。

●ハンガー

ワイシャツなどの衣類

そして、ハンガーです。わが家は6人暮らしなので相当な本数があります。一気に買い替えるにはコストもかかりますが、すっきり見せには効果大! わが家の場合は、無印良品のハンガーに買い替えました。

夫の分はポリプロピレンハンガー、私や子どもたちの分はアルミ洗濯用ハンガー(どちらも250円)を使っています。

子ども服

子どものクローゼットもハンガーがそろっているだけですっきり見えます。ハンガーは、もう着ていないけれどクローゼットで眠っている服を思いきって手放して、服の数を減らしてから買い換えるのがおすすめです。そして、ハンガーの数を「ひとり◯本まで」と決めておけば、知らないうちに服が増えることもなし。買い換え価値は十分にあると思います。

すべてに共通しているのは、シンプルなデザインで、すべての色を統一。このルールを頭の片隅に入れながら買い物することで、部屋がだんだんとすっきりしてくると思いますよ。