10月29日から、舞台『真夜中のオカルト公務員』で主演を務める、谷水力(たにみずりき)さん。大きな目と低音ボイスが印象的なイケメン俳優の気になる素顔に迫ってみると…。大の肉好きで、お掃除が苦手な、等身大の23歳が見えてきました。
すべての画像を見る(全1枚)谷水力さんにインタビュー!「ダークな役柄やストーリーに挑戦してみたい」
●人の懐に入り込むのは得意なほうかも
Q1.ご自身の転機となった舞台は?昨年1月に出演させていただいた音楽活劇『SHIRANAMI』では、すごく刺激を受けました。2.5次元以外の作品に出演するのが初めてでしたし、主演の早乙女太一さんはじめ、宝塚出身の龍真咲さん、劇団四季出身の鈴木壮麻さんなど、舞台やミュージカルで活躍されている大先輩がたくさん出演されていて、学ぶことが多かったですね。幕末が舞台の時代劇で、僕はストーリーテラー的な役割の読売役だったのですが、経験したことのない役柄だったので、最初どう演じたらいいのかぜんぜんわからなくて…。演出のG2さんにいろいろ教えていただいたり、何度もやり直しをしたりと試行錯誤しながらつくったので、とても印象深いです。
Q2.ご自分の性格をひと言で表すと?友達とかには、“犬”って言われます(笑)。人懐っこいってことかな? 先輩とかに対しても、自分からフランクに話しかけるタイプなんですよね。人の懐に入り込むのは得意なほうかもしれません(笑)。
Q3.今後の俳優としての目標を教えてくださいまだまだ経験が浅いので、これからもっといろいろな経験を積みたいと思っています。今までけっこう明るい役が多かったので、悪役とか心に闇を抱えている人間とか、そういうダークな役柄やストーリーにも、今後挑戦してみたいかな。あと、俳優の大沢たかおさんに憧れていて。ドラマ『JIN』を見て、とても感動して好きになりました。大沢さんのような、役の振り幅の広い俳優になれるように、いろいろな役柄に触れてきたいです。
●好きな女性のタイプは「いい意味でケンカができる人」
Q4.STAY HOME期間はどう過ごしていましたか?自炊をするようになりました。ここ2~3年は外食か出前ですませることが多くて、ほとんどやってなかったんですけど、ひまがあったのでひさびさに始めました(笑)。もともと週3、4回くらいステーキか焼き肉を食べに行ってたくらい、僕はお肉が大好きで。でも、外出を控えるようになったので“もう家で食べるしかない”と思って、溶岩プレートを買ってみたんです。スーパーでちょっと高めのお肉を買ってきて、溶岩プレートで焼いて食べるっていうのが、自粛中の楽しみでした。油をひかないで焼けるのでヘルシーだし、溶岩プレートいいですよ(笑)。
Q5.家事は得意ですか?基本的には自分でなんでもできますが…掃除だけは、ダメですね。片づけられない人間なんです(笑)。そんなお金はないけど、家政婦さんを雇おうかなって思うくらい苦手で。バッグの中も、いつもぐちゃぐちゃです(笑)。
Q6.モーニングルーティーンを教えてください前日の夜にお風呂に入っていても、朝は必ずシャワーを浴びます。シャワーを浴びるときは、だいたい音楽をかけてますね。邦楽ロックが多いけど、最近よく聴いているのは、瑛人さんの『香水』とか。シャワーのあとは、リンゴジュースかオレンジジュースを飲んで、野菜不足を補うためにマルチビタミンのサプリを飲むくらいかな。
Q7.好きな女性のタイプは?改めて聞かれると、難しい(笑)。でも、目がキレイな人はいいですね。あとは、中身が大人な人。芯があって自分の考えをちゃんと言ってくれる、いい意味でケンカができる人のほうかいいかもしれないです。気が強すぎちゃうと、こっちが負けちゃうから困りますけど(笑)。彼氏一筋じゃなくて、女友達のことも大切にしていて、お互いに依存し合わない対等な関係でいられるような人がいいですね。
Q8.“これがないと生きていけない!”というものは?牛肉(笑)。ステーキでも焼き肉でも牛肉が大好きなので、ないと生きていけないかもしれないです。焼き肉屋さんでも、お肉ばっかり食べてサラダとか絶対に頼まないし、つけ合わせの野菜も食べないんですよね。バランス悪いことは自覚してるんですけど…。僕が野菜をぜんぜん食べないのを心配して、ときどき母親から野菜ジュースが送られてきます(笑)。
【谷水力さん】
1996年、福岡県生まれ。2014年、第27回『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』ファイナリストをきっかけに芸能界入り。’15年、ドラマ主演で俳優デビュー。’16年、舞台デビュー。主な出演作は、『あんさんぶるスターズ! オン・ステージ』、舞台『弱虫ペダル』、舞台『刀剣乱舞』など。2020年10月29日~11月7日、新宿FACEにて上演の舞台『真夜中のオカルト公務員』に主演。『猫のひたいほどワイド』(テレビ神奈川)月曜レギュラー