お正月遊びの代表格「凧上げ」。新年の澄んだ空に浮かぶさまは眺めていて気持ちがいいものです。お気に入りのものをお店で購入しても楽しいですが、自分でつくった凧を飛ばすのもまた、醍醐味があります。そのうえつくる過程も、童心に返ってワクワクするものです。
今回ご紹介する凧は、お好みの和紙を使ってその柄や色の組み合わせが楽しめます。ぜひお気に入りの紙で試してみましょう。

好きな和紙でおしゃれにつくって、飾っても
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簡単!好きな和紙で自分だけの凧をハンドメイド

初心者でもつくりやすい、シンプルなダイヤ形の凧です。好きな和紙を選ぶのが楽しいし、飾ってもおしゃれ。和紙がなければ薄手の包装紙やレジ袋でもOKです。しっぽの色や柄との組み合わせを工夫して、世界にひとつだけの凧をつくりましょう。

【用意するもの】

・和紙A・B(または薄手の包装紙やレジ袋などでも可)
 A[36cm角×1枚]、B[幅2cm×長さ1m×2枚]
・竹ひご(長さ36cm×2本)
・凧糸(全長10m以上)
・ハサミ
・セロハンテープ
・刺しゅう針(または太めの針)

(1)和紙を凧本体のサイズに切る

Aの紙を縦半分に折り、図の★印をつなぐように線を引き、その線に沿ってハサミで切る。

和紙を凧本体のサイズに切り取る

(2)凧の本体に竹ひごをつける

(1)の裏側に、竹ひご1本を上下の頂点を結ぶように、端から4、5か所テープではる。次にもう1本の竹ひごを両手で軽くしならせるように曲げ、表側がそるようにして左右にテープではりつける。

凧の本体に竹ひごをつける

(3)竹ひごをまたぐように凧糸をとおす

刺しゅう針に凧糸をとおし、表から裏、裏から表へ、竹ひごがクロスした部分をまたぐように刺す。表に出した凧糸は針から抜いて、かた結びし、短い方の糸を切る。

竹ひごをまたぐように凧糸をとおす

(4)しっぽをつけて完成!

しっぽをつけて完成

凧本体の裏側の下部分に、Bの紙1枚をテープではり、重ねるように残りの1枚もはって、完成(長い紙がないときは、幅2cmの紙を、長さが1mになるように、テープでつなぎ合わせてもOK)。

お正月は、家族で凧上げを楽しんでみてはいかがでしょうか。凧を上げるときは、クルマや電線などに注意し、安全に気をつけて遊んでください。