朝晩の空気も、いつの間にかひんやり。そろそろお部屋も、季節にあわせて模様替えをしたくなりませんか?人気雑貨店『hal』のオーナー、後藤由紀子さんは、「一度に部屋全体を変えるのではなくて、ちょっとずつ、自分のペースで部屋の雰囲気を切り替えていくのだそう。「一気にやると疲れちゃうし(笑)。自分の感覚を大事にしながら進めていきます」木の葉が色づいていくように、部屋も徐々に秋色に染まっていきます。

大きな模様替えでなく、季節を感じられるものを部屋の中に少しずつ取り入れます

●秋の空気が深まったらストールをソファにかけます

秋の始まりにストールをソファにかけます
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 秋の空気が深まったら、リビングのソファにひざかけ用の赤いチェックのストールをかけます。「これだけで、部屋にぐっと温かみが増すんです」。愛猫のタマちゃんもこの場所がお気に入り。

●はだしの季節はおしまい。スリッパが登場します

夏の間しまっていたスリッパも秋になると登場します

 感触が心地よい竹カーペットを素足で歩いていた時期はもうおしまい。「ラグに切り替えるタイミングで、室内履きにしているバブーシュや来客用スリッパが登場してきます」。入れているのはおしゃれなカゴのように見えますが、じつは古い洗濯機のカゴ!

●丸く成長した青い栗のイガは期間限定の楽しみ

丸く成長した青い栗のイガは期間限定の楽しみ

「姉の家の庭に栗の木があり、秋になるとイガが真ん丸となり大きく成長。もらってきて飾ります」。数日たつと茶色くなってしまうので、青くてすがすがしい姿を楽しめるのは、わずかな間なのだとか。

【後藤由紀子さん】

静岡県・沼津にある雑貨店

「hal」

オーナー。そのセンスのある確かな品ぞろえが人気となる。近著に『

狭くても、料理が楽しい 台所のつくり方

』(日本文芸社刊)『

毎日のことだから。7分目くらいがちょうどいい

』(PHP研究所刊)など

hal

 10:30~16:00 水曜定休 

http://hal2003.net/