人生は選択の連続。暮らしひとつをとっても、電気ガス、日用品や食品にレジャーなど、たくさんの中から選ばなければなりません。そんなとき、できれば少しでもコスパのいい方を選びたいというのが正直なところ。
これまでESSEonlineでは、エアコンつけっぱなしVSこまめにオンオフの電気代、ドラム式洗濯機VS浴室乾燥機の電気代、おうち焼肉VS食べ放題、有料レジ袋VS市販のゴミ袋…などさまざまな角度で「トクをする」のはどっちなのか、お金のプロがジャッジする記事を紹介してきました。今回はその中から、とくに大きな反響があったテーマを選りすぐりでご紹介します!
電気代、ガス代、レジャー費、教育費にレジ袋代も!気になる費用を徹底比較
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●エアコンは【つけっぱなし】VS【こまめにオンとオフ】のどっちがおトク?
すべての画像を見る(全5枚)これから夏に向けどんどん暑くなってきます。となると、気になるのがエアコンの電気代。つけっぱなしにするのと、こまめにオンとオフするのと、電気代はどっちがおトクなのでしょうか?
A.つけっぱなしの方が消費電力量が少なく結果的におトク
エアコンは、こまめにオンとオフをした方が、つけている時間が短くなり、節電になる気がしますが、実際はそうとも言えません。
その理由は、エアコンは外気温と設定温度の差が大きい運転開始直後に電力を多く消費するからです。こまめにオンとオフすると、オンにするたびにエアコンがフル稼働して消費電力量が大きくなります。一方、つけっぱなしなら起動時の電力消費が1回ですむので節電に。30分程度の外出なら、エアコンを消さずに、つけっぱなしで出かけた方がおトクです。
ただし外気温と設定温度の差が小さくなる夕方以降は、こまめにオンとオフをして、運転時間を短くした方が節電になることも。また、エアコンを節電するなら、「弱」より「自動運転」がおすすめ。